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2021.03.27

放置は危険!カーポート屋根の修理費用や業者選びのポイントは?安く抑える方法も解説!

  • 屋根点検
放置は危険!カーポート屋根の修理費用や業者選びのポイントは?安く抑える方法も解説!

カーポートは、屋根と柱だけの簡単な車庫として様々なシーンで活用されています。

本格的な車庫と違ってリーズナブルな費用で設置できるのが魅力的ですが、一度設置しても使用し続けることができるわけではありません。

特に、屋根部分は屋根材などによって耐久性が異なるので、定期的なメンテナンスが必要です。

では、カーポートはどのような要因で壊れてしまい、実際に壊れた際にはどう対処すればよいのでしょうか?

この記事では、カーポートの屋根を修理する方法や修理費用などについて解説します。

 

カーポートが壊れてしまう原因

カーポートは、屋外で使用するのですぐに壊れてしまうことはありません。

ただ、色々な理由によって壊れてしまうことがあるのです。

主にカーポートが壊れる原因として、次のようが原因があります。

・施工不良
・支柱の強度
・自然災害
・経年劣化

この章ではこの4つの原因について解説していきます。

 

1.施工不良

カーポートは、基本的に骨組みと屋根材などで構成されています。

施工自体は、一般的な住宅のように大工が行うわけではなく、施工業者が請け負うのが一般的ですが、施工業者によって保有するスキルが異なるケースが大半で、仕上がりに差が出ることがあります。

一見すると適切に仕上げているように見えても、細かな隙間が生じたり、屋根材のゆがみやクラック、ひどい場合はハガレなども発生する可能性があります。

適切な状態が維持されていれば、カタログに記載されている耐久年数は持つケースが大半ですが、隙間による雨漏りなどで骨組みが腐食すれば、倒壊してしまう可能性もあります。

 

2.支柱の強度

カーポートは、屋根材などの重量に耐えることができる支柱を使用しています。

しかし、それだけでなく寒冷地では積雪にも耐えることができるかが重要なポイントです。

カーポートでは、耐積雪強度と耐風圧強度が性能に対して、さまざまなランクが設定されています。

代表的なものは耐積雪強度として積雪20㎝まで耐えらるものですが、最大150㎝の降雪にも耐えられる高強度のものあります。

豪雪地帯でも、最大150㎝の降雪まで耐えることができれば安心です。

耐風圧強度は、最大の平均風速にどれだけ耐えることができるかの基準が設定されています。

耐風圧強度38m/sのカーポートであれば、風速の平均が38m/s までは耐久できるという意味です。

もし、これ以上の強風が発生すると、耐えきれず壊れてしまいます。

また、上載加重の反力を支柱の地下60cmを全てコンクリート打ちすることによって、確保していますが、このコンクリート打ちが不適切な状態では、本来の強度が確保できずに倒壊などのリスクが生じます。

 

3.自然災害

自然災害によってもカーポートが壊れる可能性があります。

これは、支柱の強度とも密接に関係します。

例えば、数十年に一度の大雪が降った時には、耐積雪強度以上の積雪があると倒壊する可能性が高まります。

また、台風の発生により強風が発生して、耐風圧強度を上回ることで屋根材が飛ぶという可能性も考えられるのです。

自然災害としては、海岸沿いに設置してある場合は高波、局所的な大雨、落雷も故障の原因となりかねません。

他にも、地震による振動、強風によって飛散物がカーポートに衝突して故障という事例もあります。

 

4.経年劣化

どれだけ耐久性に優れているカーポートであっても、徐々に劣化するものです。

カーポートの金属部分はアルミ製であるため、基本的に耐用年数が規定されていませんが一般的に15年程度と考えられています。

この年数は、例えば塩害などによって腐食することで大きく短縮されます。

また、雨風が強い場所のカーポートでも、同様に経年劣化が進行して壊れるリスクが高まってしまいます。

 

カーポート屋根の損傷を放置するとどうなる?

カーポートの屋根が破損した状態を、そのまま放置しておくのは危険です。

具体的には、次のようなトラブルを招く可能性があります。

 

1.車が紫外線や雨にさらされる

紫外線は、自動車の外装や内装に影響を及ぼします。

例えば、ボディの色あせやヘッドライトの黄ばみの原因となり、内装ではレザーシートの劣化などを引き起こします。

カーポートの損傷により、紫外線カットできなくなることで思わぬ車の劣化につながるリスクがあるので要注意です。

また、雨による腐食のリスクも懸念されます。

雨に含有されている汚れが、車の塗装を傷めたり、昨今では酸性雨も悪影響を及ぼすおそれがあります。

 

2.カーポート屋根の一部が飛ばされる

カーポート破損によって、強風が吹き荒れると屋根の一部が飛ばされる可能性があります。

単純に、屋根がなくなることで雨を避けることができなくなります。

また、飛ばされた屋根が近隣住宅や歩行者などに接触すると、大きな事故になりかねません。

特に、歩行者への接触は命にかかわる可能性もあるので、破損したまま放置するのは危険です。

 

カーポート屋根の修理費用の相場

実際にカーポートの屋根を修理しようとした場合、どの程度の費用で修理できるのでしょうか?

各屋根材別の、修理費用は以下のようになっています。

 

 1.屋根パネル(波板)の修理の場合

屋根の波板やパネルの場合、ポリカ材や塩ビ材が用いられることが多いので、材質によって値段が変動します

よって、1枚の相場は約13,000~35,000円と、幅が大きくなります。

部分的な破損であれば1枚単位の交換で済むというメリットがある反面、同素材または似た素材を選ぶ必要があります。

また、破損した原因が経年劣化である場合、1枚だけ交換しても他の部分が損壊する可能性が高いです。

なのでカーポート全体を交換したほうが結果的にお得というケースもあります。

 

2.アルミ枠の修理の場合

アルミ枠だけを修理したり交換する場合は、15,000円程度で施工してもらえます。

 ただ、交換するパーツがすでに生産が終了しているケースでは、カーポートを新規に設置する必要があります。

また、サッシ枠が曲がることによって、屋根部分に損傷が及んでいる場合がありますが、修理費用は約15,000~200,000円と大きな幅が生じます。

 

3.支柱の修理の場合

支柱の修理や交換を実施する場合、一度屋根を解体した上で支柱の根元も掘り起さなければなりません。

また、施工後に再び屋根を組み立て直し、掘り起こした地面を元に戻す作業が必要です。

よって、施工費用は70,000~180,000円と、若干高価になる傾向があります。

ただ、既存のカーポートの交換パーツを入手できないという場合は、カーポート自体を交換することを推奨されることもあります。

 

4.カーポート全体の交換の場合

すでに施工から20年近く経過している場合、カーポート全体の交換が必要になる場合があります。

その場合、まずは既存のカーポートを撤去して、改めて新しいカーポートを設置することになります。

標準工事として行われる、カーポートの柱を立てる地面の穴あけや基礎工事などは不要となるケースが大半ですが、1台用のカーポートで200,000~350,000円、2台用なら350,000~700,000円程度です。

性能が良いカーポートを選ぶと、さらに最大300,000円ほどかかります。

 

カーポート修理の業者を選ぶ際のポイント

実際にカーポートを修理する場合、どのような業者を選定するのかも重要な要素となります。

主な業者の選び方として、以下のポイントを押さえてください。

 

1.しっかりと現地調査を行う

カーポートの修理作業を行う上で、まずは現地を確認してから、どの程度の工期と費用がかかるのかを見積もるのが一般的です。

ただ、業者によっては現地調査を行うことなく見積もりを出すケースもあります。

このような場合、最終的に見積もりと大きく乖離した費用が請求される場合もあるので要注意です。

また、現地調査してもらうことで設置場所の特殊性などを把握して、より最適な修理を行ってくれることも期待できます。

 

2.見積書の内容が明確

見積書の記載内容も、しっかり確認すべきポイントです。

特に注意すべきは、「一式」と記載される場合です。

一式とは、カーポートの修理に係るすべての費用が含まれることになります。

ただ、一式と記載すると各科目にどの程度の費用が発生するのかがわかりません。

業者側からすれば、本来不必要なものに費用をかけても、一式であればそれが把握されることがないので、不正の温床となりかねません。

よって、材料なども含めて、一式ではなく各科目の明細をしっかりと記載した見積書を作成する業者に依頼するのがおすすめです。

 

3.施工実績が豊富

カーポートが壊れたと言っても、様々な故障があります。

故障や規模によっては、一般的な業者が対応できない場合も。

その意味で、より多くの施工実績がある業者であることも重要となります。

ホームページ等で施工実績を公開している業者が多いので、しっかりと内容を確認してから依頼することをおすすめします。

 

4.アフターフォローがある

カーポートの修理が完了した後に、不備が発覚したり修理後すぐに壊れるという場合があります。

せっかく修理してもらっても、意味もなくなるのでしっかりと業者に対して対応を迫る必要があります。

そこで、アフターメンテナンスや保証が設定できる業者であれば、万が一修理後に問題が発生した場合であっても無償で対応してもらえます。

ただ、アフターサービスに対応している業者でも、施工後1週間など短期間では不具合が顕在化する前に期間が終了するという事になりかねません。

なのでアフターサービスや保証の期間もしっかりと確認することが重要です。

 

カーポート屋根の修理費用を抑えるには

カーポートの屋根を修理する場合、少しでも費用を抑えたいですよね。

そこで、少しでも費用を抑えるテクニックについて紹介します。

 

1.その地域にあったカーポートを選ぶ

住む地域によって、適切なカーポートの材質などが異なります。

例えば、豪雪地帯に住むのに一般仕様のカーポートを設置しては、重みに耐えきれずすぐに壊れる可能性があります。

他にも、風が強く吹き荒れたり海岸沿いにある場所に設置する場合は、腐食に強かったり耐風圧強度が高いものを選ぶことが重要です。

少々金額的に高くなる可能性がありますが、ランニングコストやトータルコストを加味すればお得になることが多いです。

まずは、住む地域の気候条件をしっかりと確認して、適切なカーポートを選ぶようにしてください。

 

2.基礎工事を行う

カーポートを支えているのは、骨組みとなる支柱ですが、その支柱を固定するために重要になるのが基礎工事です。

基礎工事が適切に行われないと、土台がしっかりしないことで支柱がグラグラになり、やがて倒壊する可能性があります。

また、突発的な強風にも耐えることができないケースも多いです。

少々値段が張りますが、基礎工事を抜かりなく行うことで修理費用を抑えることができます。

 

3.火災保険を利用する

火災保険と聞くと、火災で被害に遭った場合にのみ適用されると思いがちです。

ただ、実際には台風、大雨、大雪、突然の雹といった天候不順による自然災害でも火災保険が適用できるケースがあるのです。

一般的に、門、塀、垣根、物置、車庫などは建物の付属設備という位置づけになるので、カーポートも同様に火災保険の対象に入ります。

火災保険には、主に以下の種類があります。

  • 住宅火災保険
  • 住宅総合保険
  • オールリスクタイプ保険

住宅火災保険の場合は、火災だけでなく落雷、破裂や爆発、風災・雪災・雹災な土が対象となります。

一方で、住宅総合保険は住宅火災に加えて水災、水濡れ、暴行による破損、盗難、飛来や落下、衝突にも対応しているのが特徴です。

さらに、オールリスクタイプ保険は、住宅火災保険よりさらに補償範囲が広がり、損害保険金だけではなく費用保険金も支給してもらえます。

まずは、故障した原因を明確にして、火災保険が適用できれば適用することで、費用を大きく抑える事が可能となります。

 

カーポート屋根の修理に火災保険を適用する際の注意点

カーポートの屋根を修理するのに火災保険を適用するのがおすすめですが、実際に適用する場合には注意すべき点があります。

主な注意点としては、次のような項目があります。

 

1.費用が無料になるとは限らない

カーポートが自然災害による破損を受けて、火災保険の補償の対象となったとしても、必ずしも全額保証してもらえるわけではありません。

特に注意したいのが、損害額が200,000円以下のケースでは、保険金を給付しないとしている保険会社が多いという点です。

よって、もし自然災害で被害に遭って業者に修理の見積もりを依頼して200,000円を超えない場合は要注意です。

また、全損であるかどうかも重要な要素です。

全損とは、以下の要件を満たす場合を指します。

  • 焼失・流失・損壊した部分が延べ床面積の80%以上の場合
  • 損害額が建物を再取得するための費用の80%以上の場合

全損の場合は、保険金が上限額まで支給されるのですが、全損とならないと保険金の上限が低くなることもあります。

 

2.車の傷は対象外

火災保険を適用してカーポートを保険金で修理できるのですが、もしカーポートが倒壊などして自動車が下敷きになってしまっても、その自動車自体の修理費用は保証してもらえません。

これは、火災保険は建物や家財が対象の保険であり、カーポートは建物に付属する建造物として保証の対象になるのですが、自動車はまた別であるためです。

もし車両保険に入っている場合では、車両保険の補償対象となって保険金を得ることができるケースはあります。

あくまでも、カーポート自体の修理費用のみが対象となる点に注意してください。

 

3.工事を断ると違約金が発生する可能性も

カーポートが自然災害等で壊れた場合、あたかも火災保険が適用できる前提で悪徳業者が修理を提案することがあります。

実際に火災保険が適用できないと分かったら、工事をキャンセルしたくなりますよね。

ただ、工事を断った時点でキャンセルとみなされて違約金として工事費用の何%かの金額が発生する場合があります。

悪徳業者は、この違約金を狙って話を持ちかけるので、カーポートの修理契約する場合は、必ず契約書の内容に目を通してから、不審点の有無を確認してください。

 

4.無駄な工事をしない

 せっかくカーポートを火災保険で無料修理するのであれば、少し費用を足して付属機能をつけたいと考える方も多いです。

また、悪徳業者側としてもこの心理を突いて不必要な工事を提案することがあります。

カーポート以外の工事をするのは決して悪いことではありませんが、本当に必要な工事であるのかを吟味して無駄な工事をしないようにしましょう。

 

カーポート屋根をDIY修理する方法

もしカーポートを修理する場合、業者に依頼するのも良いですが、簡単な工事であれば自分で行うのも有効です。

DIYでカーポートの屋根を修理する場合は、以下の点に注意して実施してください。

 

1.まずは安全を確認する

カーポートの屋根を修理する場合、高所作業とまではいかないものの、脚立などに乗って作業することが多いです。

脚立に乗って作業するのは、業者の方を見ていると簡単そうに見えて、実際にはかなりの危険が伴います。

また、すこしでも高さを確保するために脚立の最上段に立って作業したくなりますが、これはとても危険な行為です。

最低でも、カーポートの修理作業を行う際には2人以上の人員を確保した上で行ってください。

また、安全を常に意識して、ヘルメットを被ったり手を切らないように手袋、そして安全靴を履いて作業しましょう。

 

2.必要な道具を用意する

カーポートの修理に必要な道具としては、電動ドライバーがあります。

通常のドライバーでは時間がかかりますし、ビス打ちするのは困難です。

よって、最低限電動ドライバーだけは準備しましょう。

他には、脚立が必須となりますし、安全性を高める保護具を準備して作業してください。

 

3.DIYの流れ

一般的なポリカーボネート材の修理を行う場合の手順としては、まずは破損したポリカーボネート材の寸法を測定してください。

そして、同寸法のポリカーボネート材をホームセンターなどで購入します。

この際に、色が異なると目立ってしまうのでで注意してください。

実際の作業としては、まずは屋根パネルを押さえているアルミ材のビスとゴム製のビートを外してください。

そして、屋根パネルを外して購入した屋根材の養生シートを接触面だけはがし取ります。

はがし取ったら、屋根パネルを設置してアルミ材で押さえた上でビスとビートで止めれば完成です。 

詳しくは

「カーポート屋根をDIY修理する方法」

を参考にしてください。

 

まとめ:カーポート屋根の修理は早めに!

カーポートの屋根は、ちょっとした破損であればほっておく人も多いのではないでしょうか?

ただ、放っておくと大きな破損に繋がる可能性がありますし、破損したままにすると自動車にも悪影響を及ぼす恐れもあります。

カーポートの屋根の修理は早めに対応することをおすすめします。

カーポート屋根の修理を考えている方は、ヤネラボをぜひご検討下さい。ヤネラボではドローンを使って屋根点検を行い、下でお客様と共に屋根の状態を点検していきます。

ワンストップサービスで専任の担当者が責任を持って対応しますので、トタン屋根の修理を考えている方は、まずは無料相談から気軽にご連絡下さいませ。

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