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2021.10.08

カーポート屋根はDIYで修理できる?修理にかかる費用と修理の流れを解説

  • 屋根知識
カーポート屋根はDIYで修理できる?修理にかかる費用と修理の流れを解説

カーポート屋根は、車を雨や雪、直射日光から守る大切な役割があります。アクリルやポリカーボネート製が多いですが、アクリルでできた屋根は、台風や竜巻、ヒョウなどの自然災害によって簡単に割れることがあり、放っておくと車や建物を傷つけるとことに。少しの破損であれば、DIYできそうですが、どうしたらよいか分からない方も多いと思います。

そこで、この記事ではカーポート屋根のDIY修理の流れを解説します。業者に依頼した場合とDIYの場合の比較や、火災保険についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。

 

カーポート屋根の修理費用

カーポート屋根の修理費用は、使う素材や業者に依頼した場合とDIYの場合で大きく変わります。ここではカーポートの修理に適した素材、ポリカーボネートの修理費用について解説します。ぜひ参考にしてください。

 

業者に依頼した場合の修理費用

業者に依頼した場合の修理費用は、ポリカーボネート製パネル1枚の交換で205,000円~、複数枚の場合は1枚10,000円~と枚数が増えるごとに単価が安くなっていることが多いです。ほかにも、屋根だけでなく、鉄骨部分の修理は20,000円~。

全体的に劣化が進んでいる場合の再設置は、車1台用で120,000円~300,000円、2台用で300,000円~750,000円程度です。また、人件費や引取・廃棄料が別でかかります。直す箇所が多い方や骨組みが劣化している場合は業者に頼むのがおすすめです。

 

DIYの場合の修理費用

一方DIYの場合は、パネル1枚1m×2mの大きさで8,000円~20,000円ほどです。道具は、接着剤やドライバー、脚立などが必要になります。屋根の高さは2m~3mの高所で、作業するのは屋根の上面から。そのため、脚立に登った時に屋根高がお腹の位置にくる高さにすると作業しやすいです。

直径20㎝以内の穴であれば、穴より一回り大きいパネルを用意し、屋外用の接着剤で接着することも可能です。その場合は2枚で上下から穴を挟むように貼るのがおすすめ。30㎝角のポリカーボネートであれば2枚で5.000円程度で手に入れることができます。

特殊な形状に加工が必要な場合は、丸鋸があると便利です。作業しやすい環境や道具が揃っていれば、実質材料費と労力だけで済むため、低価格で抑えたい方はDIYがおすすめです。

 

カーポート屋根修理の流れ

カーポート屋根修理の流れは、主に4つの工程があります。

  • パネルのサイズを計る
  • パネルを購入する
  • パネルを外す
  • 新しいパネルを張る

それぞれ詳しく解説します。工程をチェックしてから、DIYできるか検討してみましょう。

 

パネルのサイズを図る

1枚単位で交換するには、既存のパネルに合わせて同じ寸法のものを用意する必要があります。パネル全体の大きさを知るために、一度残っているパネルを外して計りましょう。枠の大きさで計ると、中にはめ込む部分の寸法が曖昧になり、隙間ができ、はまらないことも。脚立やメジャーがない場合は、施工時の資料に寸法が残っている可能性があるため、チェックしてみましょう。

パネルは、1枚2420mm×655mm・2730mm×655mmなどのサイズや2mm・3mm・5mmなどの厚みの種類があります。一部付け替えの際は、厚みが合わないとビスが届かない場合や溝にはまらないことがあるため、正確なサイズを知ることが大切です。破片をお店に持っていけば色や厚みを間違えることなく選べるのでおすすめです。

 

パネルを購入する

パネルは、業者に依頼した際は、相談しながら取り寄せてもらうことができますが、DIYではカインズホームやビバホームなどのホームセンター、エクステリアショップ、ネットショップなどで自分で購入します。

購入する際は在庫数の多いところや、希望の寸法に切ったりビス穴加工ができるところを選ぶとスムーズです。注文枚数が多いほど安く済ませられることもあるため、複数のお店を確認してみてください。

カーポート屋根が割れた場合、既存のパネルはアクリル製の場合がほとんど。しかし、アクリルは割れやすく変色や劣化が早いため、今ではポリカーボネートが主流。透明度があるのに割れにくく、耐久性はガラスの200倍あります。既存のカーポートがアクリルでも、同じ厚みのポリカーボネートを選ぶのがおすすめです。

また、ポリカーボネートは、元々耐久性のある素材ですが、表面に特殊加工を施した耐候性を強化したものがあります。破損しやすい端や台風の被害が心配な方は、チェックしてみてください。

 

パネルを外す

パネルは、ビスで固定しているタイプと、屋根押さえをはめ込むタイプがあります。ビスで固定しているタイプは、ビスを外せば屋根抑えが取れるため、簡単に外すことができます。

パネルは1枚で、屋根枠3マス~5マス分の大きさで固定されている場合がほとんど。ビスと屋根押さえを外してそーっと降ろしましょう。1人でやると落とす危険があるため、2~3人で作業すると安全です。

叩いてはめ込むタイプは、パネルの隙間にT字型の屋根押さえをはめている場合が多いです。マイナスドライバーやヘラ、バールなどを隙間に入れて、押し上げると簡単に取れます。両端はビスで留まっているものもあるため、構造を事前にチェックしておきましょう。

また、気持ちよく作業するためにも、雑巾や高圧洗浄機で清掃してから行うのがおすすめです。ポリカーボネートの汚れは、薄めた中性洗剤で拭くと落ちやすいですよ。溶剤入りの洗剤は。亀裂が入ったり急激に劣化したりする場合があるため、洗剤の種類には気を付けましょう。

 

新しいパネルを張る

新しく購入したパネルには、養生シートが貼られています。屋根の上に乗せて作業をするため、裏側は全て剥がし、表はビスや屋根押さえを取り付ける部分のみ剥がします。その後、取り付けたあとに全てのシートを剥がすようにすると指紋や汚れが付かずに取り付けることができます。

屋根押さえをはめ込む際は、ゴムハンマーがあると作業しやすいです。金属製しかない場合は、綺麗な雑巾でくるみ、輪ゴムでくくるとゴムハンマーの代わりになります。真上からしっかり叩くようにしてください。

斜めから叩くと、衝撃で屋根抑えが曲がることがあるため注意しましょう。ビスや屋根押さえをしっかりはめて、雨が入る隙間をなくすことが大切です。

 

カーポート屋根修理に火災保険を適用できる?

火災保険は、台風や突風、積雪やヒョウなどの被害は補償対象になっていることがほとんどです。また、火災保険には建物と家財に分けられていることが多く、カーポートは建物の扱いのため、家財のみの保険の場合は補償を受けられないため注意してください。

火災保険の補償を受けるには、申請と調査が必要です。保険会社への連絡は被害日時や場所、発生状況や原因、保険証券番号が必要です。事前に準備するとスムーズに行えますよ。

また、保険金の請求に必要なものは、請求書・事故届書・被害証明写真・見積書・損害詳細書が必要です。被害の大きさによっては、登記簿謄本や罹災証明書などが必要になることがあります。請求後1ヶ月ほどで支払われることが多いです。

「車をぶつけた」「直射日光で色褪せて割れた」など、人為的な破損や経年劣化などは致傷でない場合が多いため注意してください。保険会社や、加入しているプランによって変わるため、しっかり確認することが大切です。

施工業者は仕事上、火災保険について詳しい方が多いため、積極的に聞いてみるのがおすすめです。保険でカバーしやすくなるアドバイスをしてもらえますよ。

 

まとめ:カーポート屋根はDIYで修理可能

カーポート屋根は、パネル1枚や2枚程度の交換であれば、業者にお願いするよりも安く済ませることができます。パネルを購入する時は、既存の骨組みに合った寸法で加工してもらうのがおすすめです。割れていないパネルの寸法を計るか、施工した際の書類で確認しましょう。

ドライバーや脚立など、簡単な道具があればできるため、特別な道具を用意する必要はほとんどありません。しかし高所の作業になるので、安全に気を付けて行ってください。また、カーポート屋根の修理は、建物の火災保険を使って修理費用をまかなえることが多いです。

特に、アクリル製のパネルのカーポート屋根の方は割れにくいポリカーボネートに新調するのがおすすめ。また、火災保険は、すでに修理をしている場合でも3年以内であれば受理できることもあるため、合わせて確認してみてくださいね。

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