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2020.09.23

突風とは?【突風の種類とその原因】

  • 風害
突風とは?【突風の種類とその原因】

本記事では、突風とはなんなのか、突風の種類やその原因について記載しています。
 


 

突風とは?


突風は、明確な定義があるわけではなく、瞬時に吹く強い風で短時間に収まるものを言います。「竜巻」なども含む瞬時に吹く強い風の総称です。

一般的には、最大瞬間風速が平均風速の1.5倍以上になった場合の風を指します。

つまり、風速5メートル/秒の風が吹いているときに、瞬間的に風速7.5メートル/秒以上の風が吹いたら、突風と言えます。

 

突風の種類


突風には種類があります。こちらでは、突風を9つの種類に分けてご紹介します。

 

竜巻

上昇気流の1つで、積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状のものを言います。
被害域は、幅数十~数百メートルで、長さ数キロメートルの範囲に集中しますが、数十キロメートルに達する場合もあります。

 

ダウンバースト

ダウンバーストは下降気流の一種で、地表にその下降気流が衝突した際に四方に広がる強い風のことを言います。

風の広がりは数百メートルから十キロメートル程度で、被害地域は円形あるいは楕円形など面的に広がる特徴を持ちます。

 

上昇気流

上昇気流は、温度上昇などの原因により大気が上昇して、その周辺に突風を発生させる原因となります。

上昇気流が発生している場所では、断熱膨張によって雲ができやすくなり、天候が崩れやすい特徴があります。

 

乱気流

乱気流は、空気中に渦が生じて乱れ、不規則になった気流のことを言います。主に、上空で起こります。

 

塵旋風

塵旋風は、地表付近の大気が渦巻状に立ち上る突風の一種です。乾燥した土や砂などの埃が激しく舞い上がることから塵旋風と呼ばれており、一般的には、旋風や旋風などとも呼ばれています。

 

冬季に山や丘などから吹き下ろす風のことです。代表的なものだと、「赤城おろし」や「筑波おろし」「六甲おろし」などがあります。

 

季節風

季節風は、季節ごとの気圧配置の偏りが原因で起こる突風のことで、季節により吹く方向を変える風です。
代表的なものだと「春一番」や「木枯らし」「からっ風」などがあります。

 

ビル風

ビル風は、その名の通りビルなどの大規模な建物の周辺で起こる風のことを言います。
ビル風は建物の形状や配置、周辺の状況などにより、非常に複雑な風の流れとなり、比較的狭い範囲で発生すことが多いです。

 

山谷風

山谷風は盆地や谷、山沿いの平野等で起こる突風であり、昼間は谷から山へ吹き、夜間は山から谷へと吹き、風向きが昼夜で入れ替わる特徴があります。

主に、昼間に谷から山へ吹く風を「谷風」、夜間に山から谷へと吹く風を「山風」と言い、この2つをまとめて「山谷風」と呼ばれています。

 

突風の発生する原因


突風には発生する原因が主に2つあります。こちらでは、突風が発生する原因の2つをご紹介します。

 

温度差

大気の温度が急激に上昇または低下すると、大気は引っ張られるように横に流れ強い風となります。そのため、温度が急激に上昇または低下すると突風や竜巻が起こりやすくなります。

特に、台風が接近している時は、突風や竜巻が発生しやすくなります。

 

地形

山の形状や周辺の建物の位置関係により、突風が発生しやすい場所ができます。山谷風やビル風が多いところは、地形や建物が原因である場合があります。

特に、山や建物の位置が三角形状になっていて、自宅などが、その三角形の頂点付近にある場合、頻繁に突風に晒される可能性があります。

そういった場合、日常的に突風対策を行うことをおすすめします。

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