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2019.12.12

屋根の種類・材質・特徴を比較

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屋根の種類・材質・特徴を比較

本記事では屋根修理に必要となる、屋根の種類や特徴、
屋根材質別の比較、メンテナンスや費用を記載しています。
 


 

屋根の種類と特徴

屋根の種類には、大きく分けて4種類あります。屋根の種類と特徴をご紹介します。
 

瓦(日本瓦やセメント瓦)

瓦には大きく分けて「日本瓦」と「セメント瓦」の2種類があります。
 

日本瓦


日本瓦は、主に日本家屋に使われていて、
粘土を使った焼き物です。
 
日本瓦にも種類があり、表面に釉薬を塗られている「釉薬瓦」と
釉薬を塗られていない「無釉瓦」の2種類があります。
 

日本瓦の特徴

日本瓦は、粘土を使用していることもあり、
他の屋根材と比べると重量が重いものの、
断熱性や遮音性に優れ、半永久的に使うことができます。
 
しかし、重量が重いことで住宅の耐震性を考慮する必要があります。
また、瓦自体はよほどのことがないとメンテナンスは必要ありませんが、
修理する必要があった場合には、修理費用が高くなります。
 

セメント瓦


セメント瓦は、セメントや砂などの骨材を混ぜて作った瓦です。
 
セメント瓦にも種類があり、
「厚形スレート」や「コンクリート瓦」の2種類があります。
 

セメント瓦の特徴

セメント瓦は材質が均一なこともあり、
形にむらがなく、ほぼ均一の形を持ちます。
 
そのため、セメント瓦を使用することで、
美しい仕上がりの屋根を作ることができます。
 
また、セメント瓦は板状なこともあり強度が低く、
塗装の劣化などが進むと割れやすくなり、
早期のメンテナンスが必要です。
 

スレート


スレートには、粘板岩を材料とする「天然スレート」と
セメントや人工繊維・天然繊維を材料として作られる「化粧スレート」があります。
 
天然スレートは高価なため、
一般的にはスレートとは「化粧スレート」のことを言います。
 

スレートの特徴

スレートは、瓦と比べると耐久性は低くなるものの、
軽量なため家屋の耐震性を低下にくいです。
 
デザイン性に優れており、カラーバリエーションも豊富なことから人気があります。
 
しかし、スレートには定期的なメンテナンスが必要で、
手間とコストが必要です。
 

トタン屋根


トタン屋根は、亜鉛をコーティングした薄い鋼板の屋根材です。
 
よく見かける金属系の屋根材のほとんどがトタン屋根材と言えます。
 

トタン屋根の特徴

トタン屋根は、薄いトタン材を使うため、
比較的安価で入手でき、瓦やスレートと比べて非常に軽く耐震性に優れています。
 
しかし、トタン屋根は、
材質から腐食しやすく耐久性が低いです。
 
また、金属素材のため、
雨音が響いたり、断熱性能が低い特徴もあります。
 

ガルバリウム鋼板


ガルバリウム鋼板は、1972年に開発された新しい素材で、
アルミ・亜鉛・シリコンで加工した鋼板です。
 

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板は耐食性・耐熱性に優れています。
また、トタン屋根のように薄い鋼板のため、
加工がしやすい特徴も持ちます。
 
素材に金属を使用しているため、
防音性や断熱性が低いというデメリットがありましたが、
近年では、石粒付きガルバリウム鋼板や新しい施工方法の登場により、
デメリットを克服しています。
 

屋根の材質別の比較

強さ 寿命 重さ デザイン性
日本瓦 強い 約50年以上 非常に重い 普通
セメント瓦 強い 約30~40年以上 重い 良い
スレート 普通 約25~40年以上 軽い 良い
トタン屋根 弱い 約15~25年以上 非常に軽い 劣る
石粒ガルバリウム鋼板 強い 約50年以上 非常に軽い 非常に良い劣る

 
 

屋根の材質別のメンテナンスや費用

メンテナンス時期 メンテナンス内容 費用
日本瓦 漆喰は随時 漆喰の補修・瓦の積みなおし 約30~80万円
セメント瓦 約15~20年 塗装・瓦の積みなおし 約50~150万円
スレート 約10~15年 塗装・棟板金などの交換 約35~120万円
トタン屋根 約5~8年 さびの除去・塗装 約5~100万円
石粒ガルバリウム鋼板 不要 メンテナンスの保証等ではありません

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