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2021.04.20

ベランダ屋根が破損したらどうする?修理の費用相場と業者選びのポイントを解説

  • 火災保険
ベランダ屋根が破損したらどうする?修理の費用相場と業者選びのポイントを解説

ベランダの屋根が破損したらそのままにしておくのは大変危険です。近所の人や建物に迷惑をかけるかもしれませんし、倒壊する危険性もあるので早々に修理する必要性があります。
ただし、ベランダの屋根を修理する際には業者に依頼しなければならないので、信頼できる修理業者を選ぶことになります。中には修理業者に依頼せずにDIYで屋根を修理すればいいと思っている人もいるかもしれませんが、応急処置ならともかく自分で修理するのはおすすめできません。
それでは、ベランダの屋根が破損した際、修理業者に依頼した時の費用相場と業者選びのポイントについてご説明しましょう。

 

ベランダ屋根に関する基礎知識


ベランダの屋根を修理する前に、そもそもベランダの屋根とバルコニー、テラスとの違いを知っておく必要性があるでしょう。ベランダの屋根にしかない役割もあるので、基礎知識を深めることが大切です。
それでは、ベランダの屋根に関する基礎知識についてご説明しましょう。

 

バルコニー・テラスとの違い

ベランダの屋根とバルコニー、テラスの違いは、屋根があるかどうか、何階にあるかどうかです。
ベランダは屋根さえあれば何階にあってもベランダと呼びます。
屋根がなく、2階以上にあって建物の外に飛び出していればバルコニーと呼ばれます。
また、屋根がなくて2階以上にあっても建物の内側に設置されている場合はインナーバルコニーと呼びます。
そして屋根がなく、1階にあって建物の内側でも外側でもなければテラスと呼ばれます。
このようにそれぞれ明確な違いがあるので、ベランダ、バルコニー、テラスを設置する時は十分に注意しましょう。
 

ベランダ屋根の役割

ベランダの屋根の役割は、以下の通りです。

  • 外の日差しを軽減する
  • 雨や雪が入りにくくなる
  • 室内が見えにくくなる

ベランダの屋根が破損したことをきっかけに屋根を撤去してしまおうと考えている人もいますが、屋根があるだけで以上の役割を発揮することができます。室内に直射日光が入り込みやすくなると、日光によって床や家具が経年劣化しやすくなり、次第に色褪せてしまいます。
また、雨や雪が入り込みにくくなることでベランダ自体が雪の重みで倒壊する恐れがなくなりますし、雨によって浸水することもありません。
さらに、プライバシーを守るためにも屋根は必須です。屋根があるだけで外から室内が見える範囲を減らせるので、プライバシーを守りたいなら屋根を撤去するのはおすすめできません。
 

屋根パネルの種類

屋根パネルの種類は、以下の通りです。

  • 塩化ビニール樹脂
  • ポリカーボネート
  • 熱線遮断タイプ

塩化ビニール樹脂は一般的な屋根パネルの種類であり、現在まで広く活用されています。塩化ビニール樹脂が今もなお使われ続けているのは、軽くて加工がしやすい上に安価なのでコストを削減しながら屋根を作る際に重宝するからです。
しかし、耐用年数は5年程度と短いので長期的な運用には向いていません。
ポリカーボネートはアクリル板の約20倍もの強度を誇り、耐用年数も10年程度と長いのが特徴的です。商品のバリエーションも豊富にある上にほぼ100%紫外線をカットしてくれるのも大きなポイントです。
ポリカーボネートの一種である熱線遮断タイプは、紫外線をカットするだけでなく日光を遮断する性能が高いのが特徴です。一般的なポリカーボネートは約10%程度ですが、熱線遮断タイプは約20%もカットするので、冷暖房効率が良くなります。

ベランダ屋根が破損したら修理をするべき?


何らかの理由によってベランダの屋根が破損してしまった場合、修理する必要性があるのか気になる人もいるのではないでしょうか?ベランダ自体が破損しているわけではないなら、無理して修理する必要性がないように感じられるかもしれません。
しかし、その判断はとても危ないことが起こる原因になる可能性があります。それでは、ベランダの屋根が破損したら修理するべき理由をご説明します。
 

1.近所の人や建物に被害を与える可能性がある

もしも破損したベランダの屋根を放置していた場合、そこからさらに強風などで破損してしまう可能性があります。破損したところが落下したり強風で吹き飛ばされたりすると近所の人や建物に被害を与える可能性もあるので、早々に修理した方が良いでしょう。
元々ベランダの屋根は簡易的な作りになっていることが多いため、一度の強風で破損する可能性は十分にあります。たとえ台風などのやむを得ない事情で吹き飛ばされた屋根が人にあたって怪我を負ったとしても賠償責任に問われることもあるので注意が必要です。
 

2.倒壊の可能性も

ベランダの屋根が破損するということは、ベランダ自体の強度も弱まっていることが考えられます。つまり、著しく強度が失われたベランダを支える力が徐々に失われていくため、次に強風が起こっただけでベランダそのものが倒壊する恐れがあります。
屋根が破損しただけのように見えたとしても、実際は内部で損壊が進行している可能性があるので建物自体に損傷を与えたり、そばにいる人に大きな被害を出さないためにも、屋根の破損は決して無視しないようにしましょう。
 

3.外壁にヒビが入ると雨漏りをする

屋根の破損は外壁にも影響を与え、ヒビが入ってしまう可能性があります。屋根が破損しただけでなく外壁にヒビが入っているのに気づかないでいると、雨が降った時に雨漏りをしてしまうかもしれません。もしも外壁にヒビが入った場合、修理費用が高くなる可能性が高いので注意が必要です。
 

ベランダ屋根修理の費用相場


ベランダの屋根を修理する際には様々な費用がかかります。波板やパネル、ポリカーボネートなどを修理する際にどのくらいの費用相場になるのか知っておくと、見積りを依頼した時に損をせずに済みます。
それでは、ベランダの屋根を修理する際の費用相場についてご説明しましょう。

1.波板の修理費用

波板の修理費用相場は、以下の通りです。

2.パネルの修理費用パネルの修理費用相場は、以下の通りです。

3.ポリカーボネートの修理費用ポリカーボネートの修理費用相場は、以下の通りです。

ベランダ屋根の修理業者を選ぶときのポイント

これからベランダの屋根の修理業者を選ぶのであれば、これからご説明するポイントを知っておくのがおすすめです。修了業者の質は千差万別なので、優良な修理業者に依頼するためにもどんなことに注目すればいいのか知ることが大切です。
それでは、ベランダの屋根の修理業者を選ぶ時のポイントについてご説明しましょう。
 1.質問にしっかりと答えられるか何よりも重要なのは、こちらからの質問にしっかりと答えてくれるかどうかです。建物にも大きな影響を与える屋根の修理を行うのですから、しっかりとした修理を行ってくれなければ困りますよね。
優良修理業者であればどんな質問にもしっかりと答えてくれるので、もしも曖昧な返事が返ってくるようであれば業者を変えた方が良いかもしれません。
2.値段よりも技術力の高さを重視修理業者に依頼する上で費用の安さなども気になるところですが、それよりも重要視したいのは技術力の高さです。いくら費用が安かろうと、技術力がなければしっかりと屋根を修理することはできないでしょう。
したがって、屋根の修理業者を探す時はベランダの屋根を修理した実績がどのくらいあるのか、どんな技術で修理しているのかを調べることが大切です。
 3.詳細な見積もりをしてくれるか修理業者に依頼する上で大切なのは、見積もり金額です。修理を依頼する際に詳細な見積もりをしてくれるかどうかでどのくらいの費用がかかるのかどうかが分かります。見積書を確認してみると、一式としてまとめて金額を表示していることがありますが、この表示はおすすめできません。
その一式は本当に正しい金額なのか分かりませんし、本当はもっと安いけど高く表示している可能性があります。一つ一つ詳細な見積もりをしてくれる業者かどうかチェックしましょう。
ベランダ屋根をDIYで修理できる?ベランダの屋根の修理を業者に依頼すると高いなら、DIYでどうにか修理できないか考える人もいるのではないでしょうか。しかし、その方法はおすすめできません。
それでは、ベランダの屋根をDIYで修理できるのかご説明しましょう。
自分で修理をするのは危険ベランダの屋根の修理を自分でするのは非常に危険です。
修理をするためには脚立に上って行うことになりますが、屋根は外側に飛び出している上にベランダよりも大きいので必然的にベランダの外側に身を乗り出して修理することになります。
その状態で修理をする場合、手を伸ばしたりベランダの縁に立ったりと非常に不安定な状態で作業することになるので落下する危険性が高いです。
 応急処置はしておこう自分で屋根の修理を行うのは大変危険ですが、これ以上破損させないためにも応急処置をする必要性はあります。
応急処置をするなら、防水テープでパネルの割れが広がるのを防いだり、風で飛ばされたりしないようにしましょう。

 ベランダ屋根の修理と一緒にやっておくべきメンテナンス


ベランダの屋根の修理と一緒にやっておきたいメンテナンスがあります。
それでは、ベランダの屋根の修理と一緒にやっておくべきメンテナンスについて説明します。
 1.ベランダの床ベランダの床にトップコートを塗布しておきましょう。
トップコートとはベランダの床に施工された防水層を保護する塗膜であり、風雨や紫外線の影響によって剥がれる可能性があります。修理を行う前に、トップコートを塗布して封や紫外線などから守りましょう。
 2.手摺部分もしも手摺部分の根元が割れている場合、建物の内部に雨水が入り込んでしまいます。構造体の柱を腐らせ、錆びらせる原因でもあるので、手摺部分の根元が割れていないかしっかりチェックしましょう。
 3.排水管ベランダに繋がっている排水管は、枯れ葉や土などを初めとする様々な汚れや詰まりが起きていないか確認する必要性があります。詰まりを放置すると雨漏りするだけでなく、ベランダに雨水がたまって室内に浸水してしまいます。
特に排水管の奥は専門業者でないと解消できないので、ぜひお願いするのがおすすめです。

 台風の被害を抑えるためにできること


ベランダの屋根が破損しないようにするためにもm台風による強風の被害を抑える対策を講じる必要性があります。
それでは、台風の被害を最小限に抑える方法についてご説明します。
1.前もって屋根を外しておく台風がくると分かったら屋根を取り外してしまいましょう。屋根を外してしまえば一切の被害に遭わなくなります。
風の抵抗を受けにくくなりますし、その後の修理も必要なくなります。しかし、素人が屋根の取り外しを行うのは非常に難しいので、プロの専門業者に依頼するのがおすすめです。
 2.飛散防止ネットをはる台風が来ている時は、屋根の破片などが飛ばないように飛散防止ネットを張るのがおすすめです。もちろんネットが飛んでいっては意味がないので、ネットもしっかり張って固定しましょう。
そうすれば近隣住民に迷惑をかけることはありません。
3.破損している場合は修理をしておく台風が来る前に屋根が破損していることに気が付いたら、あらかじめ修理を済ませておきましょう。もちろん自分で修理をするのは大変危険なので、専門業者に依頼して台風に備えた修理を行ってもらうのがおすすめです。

 ベランダ屋根の修理は火災保険の利用がおすすめ


ベランダの屋根の修理は火災保険が適用されることを知っていますか?条件を満たすことによって火災保険が適用されるので、修理費用を安く抑えることができます。
それでは、ベランダの屋根の修理に火災保険を利用することについてご説明しましょう。
 火災保険が適用される条件火災保険が適用される条件は、以下の通りです。

  • 風災・雹災・雪災などの自然災害で破損した
  • ベランダの屋根の修理が必要になってから3年以内
  • ベランダの屋根の修理にかかる金額が20万円以上
  • 本人が申請する

 火災保険を適用する流れ火災保険を適用する流れは、以下の通りです。

  • 保険会社に連絡する
  • 修理費用の見積書の算出及び現場の写真撮影
  • 保険会社に書類を返送する
  • 保険適用の承認

以上になるので、まずは修理費用の見積書の算出及び現場の写真撮影を行いましょう。

まとめ:ベランダ屋根が破損したら早めに修理が必要!


もしもベランダの屋根が破損したら、早めに修理しましょう。
そのまま放置しておくと破片が飛んで近隣住民に迷惑をかける可能性がありますし、建物にも被害を出して修理費用が高くなってしまいますもちろん自分で修理できるものでもないので、しっかりと質問に答えてくれるのはもちろん、優れた技術力と詳細な見積もりを出してくれる専門業者に依頼しましょう。

内訳 費用
屋根交換 約3万円~6万円
コーキング処理 約2万円~3万円
足場設置 約10万円~10万5000円
内訳 費用
パネル交換 約1万5000円~2万5000円
足場設置 約10万円~10万5000円
内訳 費用
屋根交換 約3万円~6万円
コーキング処理 約2万円~3万円
足場設置 約10万円~10万5000円

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