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2020.12.01

火災保険の5つの賢い選び方とポイントを解説!

  • 火災保険
火災保険の5つの賢い選び方とポイントを解説!

不動産を購入・賃貸住宅の契約をする際、ほとんどの方が入ることになる火災保険。入らなければいけない義務のように感じますが、実は法律上火災保険への加入は義務ではありません。

自分は火事なんて絶対に起こさない、使うかもわからない保険にお金を払い続けるのはもったいないと思われる方もいますが、火災保険をよく理解すると、入るべき保険であることが良くわかります。

本記事では、火災保険のことをまだ良く理解していない方のために、火災保険とはどんな保険なのか、火災保険の5つ選び方、選ぶ際のポイントを解説していきます。

火災保険とは?

火災保険

火災保険は、火災などの災害によって被害を受けた建物や家財などの損害を補償してくれる損害保険の一種で、保険の対象は建物だけではありません。火災保険は補償の対象ごとに加入する仕組みなので、まずは火災保険とはどんな保険なのかを紹介します。

火災保険が適用されるもの

火災保険が適用されるものは2種類あります。

  • 建物→家屋(一戸建て・マンションなど)、付属建物(車庫・物置など)、屋外設備(門・塀・ポストなど)など
  • 家財→家具、電化製品、衣類など

火災保険では建物のみ、家財のみ、建物+家財の3種類の補償対象の中から選びます。建物は建物本体と建物に付帯していて動かせないもの、家財は建物の中にあり動かせるものと覚えるとわかりやすいです。ちなみに、自転車は建物と家財、どちらの対象にも入りません。自転車の損害は自転車保険などで補償を受けることになります。

一部該当しそうなものでも実は補償の対象外のものもあるので、対象になるかわからない場合は素人目で判断せずに保険会社に確認しましょう。

火災保険が補償する範囲

火災保険が補償する範囲は火災だけではありません。そのほかの自然災害などによって損害を受けたときにも補償の対象になります

では、具体的に火災保険が補償してくれる範囲とはどのようなものなのでしょうか。

自然災害

  • 火災→自宅で発火した火災や放火、近隣の火事が延焼した場合の損害も補償。一部だけ燃えたような小規模な火事。
  • 落雷→落雷で屋根に穴が空いた、電化製品が故障したなどの被害。
  • 水害→台風や集中豪雨などによる洪水や土砂崩れ、下水が吹き出した、地震による液状化などの被害。
  • 風害・雹害・雪害→暴風で屋根が破損した、雹でガラスが割れた、雪崩で家が倒壊したなどの被害。

自然災害以外

  • 破裂・爆発→漏れたガスに引火して爆発が起こったなどの被害
  • 水漏れ→給排水設備の故障で部屋が浸水した、上の階からの水漏れで部屋が水浸しになったなどの被害
  • 盗難→空き巣による被害、その際に鍵や窓ガラスを破壊されたなどの被害
  • 破損・汚損→自宅で起きた事故による破損、子供が遊んでいて壁紙を剥がしたなど

上記以外にも保険会社や商品によって違いはありますが、幅広くいろいろな損害をカバーしているのが火災保険です。

火災保険の5つの賢い選び方

火災保険

火災保険に加入している場合でも、家を購入するときにきちんと選ばずに何も考えず入った、不動産屋がこれに入ってくださいと言った保険に入った、一応入っているがどんな内容なのか知らないという方もおられます。せっかく入っている保険なのに、それでいいのでしょうか。

では、どの保険会社をどのように選べば良いのでしょうか。実は、落ち着いて順番通りに選んでいけば意外と簡単に自分に合った火災保険を選択することができます。そこでここからは無駄のない賢い火災保険の選び方をご紹介します。

火災保険で何を補償したいかを選ぶ

まず最初に火災保険で何を補償したいかを選んでいきます。上記でご紹介した火災保険が適用されるものを参考にしてください。注意したいのは持ち家なのか、賃貸なのかで選べる補償対象が違うことです

一般的に購入した住宅は建物のみ・家財のみ・建物+家財の3つの選択肢から選び、賃貸の場合は入居者は家財のみの1つを選ぶことができます。

構造級別の確認

火災保険は、木造、コンクリート造か、一軒家かマンションかなど建物の構造で火災のときの状況が変わってくるため保険料が違ってきます。

火災が起こる高い建物は保険料は高く、可能性が低い建物は安くなります。その基準は、構造級別と呼ばれる区分で分かれています

  • M構造→耐火建築物の共同住宅(コンクリート造のマンションなど)
  • T構造→耐火建築物の専用住宅・準耐火建築物・省令準耐火建物(鉄骨造の一軒家など)
  • H構造→M構造、T構造以外の建物(木造建築物)

自分の所有する建物がどの構造かわからないときは、その建物の設計書や仕様書などで確認してみましょう。

補償範囲を決める

火災保険は火災だけではなく家に関するその他の補償もしてくれる便利な保険ですが、全ての補償をつけてしまうとその分保険料が高くなります。そのため、自分の住宅に必要だと思う災害に対する補償を選ぶ必要があります

商品によって違いはありますが、ここから補償の範囲を設定していくことになります。

  • メイン→火災・落雷・爆発・風害・雹害など
  • オプション→水害・盗難・損傷・汚損・水漏れ・建物外部から何かが落ちてきたなど

メインというのは必ずついてくる補償、オプションは任意でつけることができる補償ですがメインと一緒でなければ契約することができなくなっています。

保険金額の選択

保険金額は、実際に損害が発生したときに支払われる損害保険金の限度額です。保険の対象となる建物や家財の価値を金銭的に評価した保険価額という数値がキーワードになります

保険価額には2つの考え方があり、どちらかを土台にして決めていくことになります。

  • 新価→同等のものを建築したり購入するときに必要な金額
  • 時価→新価から時間が経過したことによる価値の減少と消耗分を引いた現在の価値分の金額

火災保険の保険金額は新価を土台として決めることが主流になっていますが、その理由は、火災が起こったときのことを考えすぎて新価以上の保険金額を設定しても、新価を超えた保険金が支払われることはないので無駄に保険料だけを払うことになってしまうからです。

また、時価を選択した場合、年が経つにつれて支払われる保険金は下がっていくので十分な補償を得られない場合があります。

補償期間・保険料払込方法の選択

火災保険の保険期間は最短1年から最長10年の中から選択できます。契約する期間が長くなるほど割引され、保険料が安くなります。火災保険で長期契約をした場合の保険料払込方法は主に3つあります。

  • 毎月保険料を支払う方法
  • 毎年1回まとめて支払う方法
  • 全ての保険料を一括で支払う方法

まとめて支払う方法は一時的には出費が大きくなりますが、長期的に見ると安く済むというメリットがあります。

しかも、契約期間の途中で解約しても経過期間に応じた解約返戻金が受け取れるので払込済みの保険料が無駄になることはありません。

火災保険を選ぶポイント

夢のマイホームを購入したり、賃貸で引っ越しをする際に火災保険に新規で加入する場合、火災保険の加入条件を指定されることがあります。その際の見積もりには売り上げを上げるために必要のない高額な保険を提示している可能性もあります。

また、今まで入っていた火災保険から乗り換えるときも、最適な補償内容を選び直す必要があるかもしれません。

保険会社で選ぶ

自分に最適の保険会社を選ぶためには実際に数社の見積もりを取ってしっかりと比較することが大切です

保険会社によっては補償や特約の内容に違いがあったりするので、複数の保険会社から実際に話を聞いてみることも最適な保険会社を選ぶために有効な方法です。

火災保険会社には、代理店で申し込む代理店型とウェブを通じて自分で申し込むダイレクト型があります。一般的にダイレクト型の方が保険料がやすくなることが多いので、両方のタイプの保険会社から見積もりを取ってしっかりと自分に合った会社を見極めましょう。

いらない補償をつけない

火災保険は商品によってははじめから複数の補償がセットになっているものがあり、本当はいらない補償がついていることがあります。

自分が本当に必要な補償を選ぶことができる自由設計火災保険というものもあり、自分の環境に合わせてカスタマイズすることができるのでおすすめです

保険金支払い額で選ぶ

火災保険は、会社によって保険金支払額が違ってくる場合があります。実際に火災保険を使うことになったとき、必要な額が支払われるのかということにも注目しなければいけません。

ごくまれに、補償額が実際の損害額ではなく、保険金額の何%や一律の見舞金などと設定されていることもあるので、注意して確認しましょう

まとめ

火災保険の賢い選び方、選ぶ際のポイントを解説しましたが、参考になりましたでしょうか。

火災保険は日常で起こり得る災害に対応している保険なので、火災だけでなく台風の強風によって自宅の屋根が破損してしまった場合にも補償してくれるかもしれませんが、自分では火災保険の補償対象になるのかわからないという場合もあります。

そんなときに活用して頂きたいのが、最先端技術のドローンでしっかりと屋根を点検し、調査データを元にして修繕費用を見積もったうえ、保険適用範囲まで教えてくれるヤネラボです。火災保険会社への申請書作成の手伝いもしてくれるので、面倒な書類を書かずに簡単に火災保険で屋根の修理を行うことができます。

火災保険に入りたかったけれど、どのように選んだら良いかわからなかったという方はこの機会に加入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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