コラム

2021.02.06

火災保険で台風による被害の保険金はいくら?種類や金額について解説

  • 火災保険
火災保険で台風による被害の保険金はいくら?種類や金額について解説

火災保険はそのネーミングから火事による被害のみが補償の対象であるというイメージをお持ちの方も多いようですが、火災保険がカバーしている範囲は幅広く、風災や水災などの災害や、事故による損害も補償しています。

自然災害の多い日本においては、火災保険は万が一のトラブルからマイホームを守ってくれる頼もしいものです。実際、ほとんどの方が火災保険に加入しているのではないでしょうか。

火災保険では、台風によって受けた被害についても補償しています。

この記事では台風によって家や屋根が壊れてしまった場合、保険金はどのくらい受け取ることができるのか、受け取れる保険金の種類などについて詳しく解説していきます。

火災保険は台風による損害を幅広く補償

火災保険 台風 保険金

火災保険を使えば、台風によって受けた破損や流出などの被害を補償してもらうことが可能です。台風は風だけでなく雨や雷を伴うこともありますが、それらによる損害を幅広くカバー。損害を受けたことを保険会社に連絡すれば、補償を受ける事が可能です。

保険会社によっても火災保険の補償内容は異なりますが、多くの場合で下記のような補償が基本補償の内容に含まれています。契約した火災保険の補償内容を確認してみましょう。

  • 風災補償(台風で起こる強風などによって受けた損害を補償)
  • 水災補償(台風で起こる暴風雨、洪水、土砂崩れなどによって受けた損害を補償)
  • 落雷補償(台風で起こる落雷によって受けた損害を補償)

注意したいのが、このうちどの補償が摘要となるかは受けた損害の内容によって変わるということです。

暴風雨によって石が窓に飛んできて窓ガラスが割れてしまい、雨水で部屋の中が水浸しになってしまったという場合は水災ではなく、風災が適用となります。

水災は豪雨によって川が氾濫し、住宅が床下浸水を起こしてしまった場合などに適用となります。

台風被害によって火災保険で受け取れる保険金は2種類

火災保険 台風 保険金

台風で飛んできた木の枝が直撃し家が壊れてしまった、屋根が破損し雨漏りを起こすようになってしまった…このような被害を受けたとき、火災保険で受け取れる保険金は損害保険金と費用保険金の2種類に分けることができます。

損害保険金

損害保険金とは、実際に受けた損害に対して支払われる保険金のことです。

契約するときに決めた保険金額を上限として、壊れてしまった部分の修理費用や再購入のための費用を補償します。

支払われるのは損害額からあらかじめ設定した免責金額を引いた額となり、免責金額分の自己負担があるため注意しましょう。

  • 損害額 − 免責金額 = 損害保険金

免責金額は昔と今では契約の方式が異なっている場合があり、昔の契約方式であるフランチャイズ方式の契約の場合、損害額が20万円以下の場合は保険金は一切支払われず、その代わり損害額が20万円以上となった場合は保険金額を限度に損害額が全額支払われるという契約となっています。

以前加入した火災保険の内容を把握していないという場合は契約内容について確認してみるといいでしょう。

費用保険金

費用保険金は、台風の被害を受けてしまった際、壊れたものを片付けるのにかかる費用や、修理のためにホテルなどに泊まらなくてはならなくなった費用に対して支払われるものです。

費用保険金には種類がありますが、台風被害に関連しているのが残存物取片づけ費用保険金と臨時費用保険金です。

残存物取片づけ費用保険金は、建物を取り壊すときの費用、搬出費用、清掃費用など台風で被害を受けた住宅などの瓦礫を片付けるための実費が保険金として支払われます。これは損害保険金の10%が限度となっています。

臨時費用保険金は損害保険金とはまた別に支払われるもので、使い道の指定はないため、臨時の出費に充てることが可能です。

臨時費用保険金の保険金額は契約内容や保険会社によっても異なりますが、1つの事故あたり損害保険金の10%から30%と決められていることが多いです。

台風被害によって火災保険で受け取れる保険金額は?

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実際に台風による被害を受けてしまったときに気になるのが、火災保険ではいくらの保険金を受け取れるのかということではないでしょうか。

これは損害額によっても異なるため、あくまで一例となりますが下記で詳しく解説していきます。

受け取れるのは損害額分のみ

台風で被害を受けたとしても、契約している保険金額の全額をすべて受け取ることができるというわけではありません。受け取ることができるのは、実際に台風で受けた損害額分のみです。

また、火災保険は複数加入することも可能ですが、支払われるのは実際の損害額までとなります。2つの火災保険に入ったからといって、2倍の保険金がもらえるわけではありません。

たとえば、A社では500万、B社では300万円の契約をしていたとして、損害額が200万であればA社とB社合わせて200万円を保険金として受け取れます。

なお、ほかの火災保険に入っているかどうかは告知事項であるため、必ず保険会社に伝える必要があります。伝えておかないと告知義務違反となり契約解除されてしまうことになりますので注意しましょう。

全損してしまった場合は全額支払われる

もしも全損してしまった場合は、保険金額の全額が支払われることになりますが、全損とみなされるためには決められた条件を満たす必要があります。

  • 損害額が再取得のための費用の80%を超える場合
  • 損壊、流出してしまった部分が延べ床面積80%を超える場合

実際に被害を受けた部分は半分程度であるものの、再度購入や建て直しをする必要がある場合は損害額の80%を超えているため、全損としてみなされます。

家のほとんどが流されてしまい、柱が1本だけ残っているという場合は80%以上失ってしまったことになるため、全損扱いとなります。

その建物が明らかに住むのは不可能であるというほどまでに損壊や流出してしまった場合は、ほぼ確実に全損となるでしょう。

保険金を受け取れないケース

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ここからは保険金を受け取れないケースについて詳しく解説していきます。

補償内容が被害に対応していなかった場合

火災保険の補償内容はさまざまです。保険会社や保険商品によっても異なり、契約している火災保険の補償内容が台風による被害に対応していなければ、当然ですが保険金を受け取ることができません。

火災保険では幅広い災害や事故をカバーすることが可能ですが、特約を付加するとその分保険料は高くなります。

保険料の節約のために不要な補償を外すという場合は、本当に必要ないかどうか、ハザードマップや下水道台帳案内などをチェックして慎重に検討することをおすすめします。

経年劣化による損害の場合

風だけでなく雨を伴う台風の場合、雨漏りを起こしてしまうこともあります。暴風によって自転車などが飛んできて屋根が破損し、それが原因となって雨漏りが起こったという場合は火災保険が適用されますが、そうではなく単に経年劣化による雨漏りの場合は、補償の対象外となります。

火災保険は自然災害や事故など偶然に起こる損害の補償を行なうものであるため、経年劣化の場合は補償を受けることができません。経年劣化による損害と判断されてしまわないためにも、日頃から適切なメンテナンスを行うようにしましょう。

損害が免責金額以下だった場合

台風で受けた損害が免責金額以下であった場合は保険金を受け取ることができません。

免責金額は高く設定すれば保険料を抑えることができますが、高く設定しすぎると実際に損害を受けたときに保険金を受け取れないということになってしまいかねないため、注意しましょう。

まとめ

もしも台風によって建物や家財に被害を受けてしまった場合、火災保険に加入していれば保険金を受け取ることが可能です。

台風は風のほか、雨や雷なども起こりますが、火災保険ではそれらを幅広くカバーしているため、もしものときに備えることが可能です。

台風によって屋根が壊れてしまった、雨漏りが気になるという方はぜひ「ヤネラボ」にご相談ください。

最新技術のドローンを使った「ヤネラボ」の屋根点検は、屋根を壊してしまうこともなく安全にスピーディーな点検が可能です。点検時間は20分〜30分ほど、点検後のご説明を含めても1時間ほどで済みますのでお忙しい方も合間の時間で屋根の状態を確かめることができます。

屋根点検・火災保険申請サポート・工事施工をワンストップでご提供しておりますので、お客様の手間も最小限に抑えながら屋根の修理を行えます。

屋根は家を守ってくれている大切なものです。雨漏りを放置してしまうと家を劣化させてしまうことになるため、破損や雨漏りがひどくなってしまう前に、まずは一度「ヤネラボ」までお気軽にご相談ください。

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