コラム

2020.11.19

火災保険を悪用!台風被害に便乗した詐欺行為の手口と対処法

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火災保険を悪用!台風被害に便乗した詐欺行為の手口と対処法

台風被害に便乗した火災保険の保険金をめぐる詐欺が急増していることをご存知ですか?

火災だけではなく多くの災害による被害を補償してくれる火災保険は、台風被害により損壊した自宅の修繕費なども補償してくれます。そんな火災保険の損害保険金を狙う詐欺が、近年急増しているというのです。

周囲の目が届きにくい一人暮らしの高齢者が狙われるケースが多いものの、詐欺手口を知っていなければ若年層でも詐欺に騙されてしまうかもしれません。

この記事では、近年急増中の火災保険を悪用した詐欺の手口と対処法をご紹介していきます。手口を知っていれば詐欺を未然に回避できます。自分の大切な財産を守るため、しっかりと詐欺手口への理解を深めておきましょう。

地方自治体も注意喚起を促す火災保険詐欺

火災保険

甚大な被害に遭った地域が目を付けられる火災保険を悪用した詐欺。

加入している火災保険を適用して屋根の修繕が無料になる、火災保険が通るように裏からサポートできるという甘い言葉を使って近寄ってくるという手口が一般的です。

火災保険を悪用した詐欺が流行した地域の自治体では、公式HPを使って注意喚起を呼びかけています。

相模原エリアでは2ヶ月で30件の相談

相模原市消費生活総合センターが掲載した2020年7月2日のタウンニュースによると、火災保険詐欺の相談件数が2020年4月から6月中旬の僅か2ヶ月間で30件に急増したということで、注意喚起を促しました。

同センター担当者によると、女性の一人暮らし宅に男性業者が一人で訪れ、勧誘を拒否されると複数の仲間を呼んで断れない状況を作るという手口だと公表。相模原エリアに被害が集中していることから、同一グループによる犯行の可能性が高いとしています。

強引な手口で契約が結ばれると、本来あるはずもない保険代行手数料を強要するとのことです。高齢者の一人暮らしが狙われる可能性が高いので、相模原にお住まいの方は特に用心が必要です。

千葉県では台風15号の被害に便乗した不審な電話が多発

2019年9月9日に千葉市付近に上陸し、関東各地で記録的な暴風となった台風15号。市原市ではゴルフ場のポールが倒壊して民家に直撃するなどの大きな被害をもたらしました。

台風15号が過ぎ去った後の千葉県内では、自治体の職員をかたった不審な電話や訪問が相次いで発生しました。その手口は『台風で浮いた屋根瓦は火災保険が降りれば無料で工事できる。保険の申請を無料で代行する。』というもの。

不審な電話、訪問、勧誘が急増したことで、千葉県は公式HPで火災保険詐欺の注意喚起を促しました。

火災保険を悪用した詐欺の手口

火災保険

台風、大雨、地震など、甚大な被害をもたらす災害が発生した時は、それに便乗した火災保険詐欺が多数発生します。それは上記で紹介した各地方自治体の呼びかけや実際に被害に遭われた方、相談されている方の件数を見ても明らかです。

相模原で急増した手口を見てもらえれば分かりますが、火災保険詐欺は被災地だけがターゲットになる訳ではありません。火災保険詐欺に決して騙されないよう、以下で紹介する詐欺手口をきちんと把握しておきましょう。

無料で修理できると勧誘して後で高額費用を請求

火災保険詐欺の中で最も多いのがこのパターンの手口です。火災保険による保険金で実質無料で修理ができると勧誘し、保険金がおりてもおりなくても高額費用を請求します。

この場合、嘘をついて火災保険の申請がおりると助言させられるパターンもあります。実際には火災保険がおりない被害であるにも関わらず、この被害であれば火災保険がおりるから安心して下さいと契約し、後で保険金を受け取れなかったと言っても高額な違約金を要求してきます。

違約金は規約違反ではないかと反論しても、契約の時に言っていると主張されたり、契約書に小さく書かれている場合が多いので、結局は水掛け論になるか契約書を盾に取られて怖気づいてしまうパターンが多いのです。

火災保険料がおりる前提で工事を進めてしまっては、いざ保険料がおりなければ全て実費になってしまいますので大きな損失になります。そうなってしまわないように、予め火災保険がおりるかどうかは自分で確認するようにしましょう。

しかし大前提として、火災保険詐欺を働く業者の工事は手抜きかつ適当であり、工事費用も保険がおりたとしても高額です。決して利用してはいけません。

火災保険が適用できると嘘をつく

火災保険が適用できるなら実費は少ないし工事しようかな…保険に入っている方は万が一の事態に備えて加入している訳ですから、保険がおりるなら工事をしようかなと考えます。

火災保険詐欺を働く業者は、火災保険が適用できないケースでも保険金がおりると嘘をつきます

一度契約を結んでしまえば詐欺業者のもの。上記でも説明したように、保険金がおりないのであれば工事はしないと言っても違約金を請求されてしまいます。

火災保険詐欺の手口で、「弊社が代行して保険会社に確認してみます」という甘い誘い文句があります。保険会社に確認したり資料を送るのは面倒な作業なので、本来であればありがたいものなのですが、詐欺業者は実際に確認することはしません。

保険会社に確認した風を装い、火災保険がおりると嘘をつき契約を結ぼうとします。

本当に火災保険がおりるかどうかの確認は必ず自分で行いましょう。悪徳業者は火災保険は必ずおりると言ったり、裏から手を回して通すことができるといった甘い言葉を駆使しますが、決して踊らされてはいけません。

不必要な工事を勧めてくる

「どうせ保険金で工事ができるんだから、こっちもついでに直しちゃいましょう!」このような言葉で誘い、本来であれば必要のない工事まで勧めてくる悪徳業者もいます。

保険金がおりるから良いかとこちらの脇が甘くなっている所を見逃さず、本来の被害であれば考えられない程の高額な修理代金請求をされます。当然、保険金ではその代金の全てを賄えないというケースも考えられますので、保険金で足りなかった部分は自分で負担しなければいけません。

保険金を使って安く工事ができると考え、業者が提案してくる本来であれば不必要な工事もどんどん承認していると、痛い目に合ってしまうかもしれませんので要注意です。

火災保険を悪用した詐欺への対処法

火災保険

被災地だけでなく、通常の生活の中にも潜んでいる火災保険詐欺業者。

ここからは、万が一火災保険を悪用した詐欺に遭遇した時の対処法をご紹介していきます。必ず理解し、詐欺被害に遭わないようにしましょう。

保険金を受け取るまでの本来の流れを知っておく

火災保険に加入しているものの、一度も保険金を請求したことはないという方は多いでしょう。本来の手続きの流れを知っていれば、火災保険詐欺の一つである高額な代行費用を支払う手口は避けられます

以下で、実際に保険会社から保険料を受け取るまでの流れを説明していきます。

  1. 損害があったことを電話などで保険会社へ連絡
  2. 必要書類の提出
  3. 保険会社が現地調査
  4. 保険金支払い可否の決定

このような流れで、保険金は受け取ることができます。

ここで注目して頂きたいのが、現地調査の項目です。火災保険詐欺業者は現地調査前に火災保険が支払われると断言しますが、実際は保険会社が鑑定人を派遣して請求内容が適切なものなのかどうかを厳正に調査した上で決定します。

当然ですが、審査が通過しないことも十分に考えられます。保険金の支払いが決まり、お金がふりこまれてから修理を行うというのが一般的な流れであるということを、必ず覚えておきましょう。

優良業者を見極めるポイントを知っておく

当たり前の話ではありますが、火災保険を悪用した悪徳業者に騙されないためには、優良業者を選べば良いのです。優良業者を見極めるためのポイントを抑えておけば、悪徳業者からの甘い誘い文句にも屈することはなくなります。

  • 火災保険が確実に適用されるまで工事を待ってくれる
  • 火災保険が適用されない場合の提案も丁寧にしてくれる

優良業者を見極めるためのポイントは、大きく分けて上記2点です。この2つを守ってくれる業者は優良であると判断して良いでしょう。

悪徳業者の場合は火災保険が適用されるまで待ってくれませんし、適用されなかった場合の提案もしてくれません。見積書を作るのも手間なので、詐欺を働こうと考えている業者であれば、火災保険がおりてからではないと工事しないと断固たる決意で断言すれば、そうそうに退散してくれるはずです。

まとめ

火災保険を悪用した詐欺の手口と対処法について説明してきましたが、参考になりましたでしょうか?

人の弱みにつけこむ詐欺は撲滅しなければなりません。そのためには、我々が絶対に詐欺に騙されてはいけないのです。火災保険は火災だけでなく多くの自然災害による損害を補償してくれる保険なので、被害の多い自然災害が発生した時は、必ずこのような詐欺が横行します。

しかし、実際に火災保険を活用して賢く屋根を修理することは可能です。詐欺に騙されず、優良業者で点検や修理をしてほしいと考えている方は、ワンストップサービスが売りのヤネラボの利用をご検討下さい。

ヤネラボは北関東で初めてドローンを利用して屋根を撮影し、お客様と共に屋根の状態をリアルタイムで点検するという手法を取り入れています。

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