コラム

2020.12.21

火災保険の申請方法は?必要書類、情報、手続きの流れを分かりやすく紹介

  • 火災保険
火災保険の申請方法は?必要書類、情報、手続きの流れを分かりやすく紹介

新築の一軒家を購入した時だけでなく、一人暮らしでマンションやアパートを契約した時でも、多くの方が火災保険へと加入しています。ただ何となく加入している方も多いかと思いますが、火災保険は火災以外にも多くの災害を補償してくれる万能保険として知られています。

火災、落雷、風災、水災、雪災…これらは全て、火災保険でカバーしてくれる補償範囲です。

そんな万能保険の火災保険ですから、万が一の災害で利用しなくてはいけないケースもとても多いもの。この記事では、火災保険の申請方法について分かりやすく解説していきます。

火災保険を使って家の修繕をしたいと考えている方は、この記事を必ずチェックしておくことをおすすめします。

火災保険申請前に知っておくべきこと

火災保険の申請方法を紹介する前に、まずは申請前に知っておくべき基本的な情報について簡単に紹介していきます。

火災だけではない補償範囲

火災保険で補償してくれる災害は火事だけ…そう思っている方が多いのですが、全くそんなことはありません。実際に、火災保険は火災以外の自然災害で利用される方が多いのです。

保険会社により補償範囲は変わりますが、以下で代表的なものをまとめます。

  • 火災
  • 落雷
  • 風災
  • 雹災
  • 雪災
  • 爆発
  • 水漏れ
  • 水災
  • 盗難
  • 建物外部からの落下、衝突、飛来

保険会社により異なりますが、火災保険は火災だけではなく、落雷や風災、水災による被害にも対応しています。

要するに、台風で屋根の一部が飛んでいった…強風で飛んできた看板で家の門が破損した…などの強風による自然災害で発生したこのようなケースでは、火災保険を適用することができます。

火災保険がカバーしている範囲については、自分が契約している会社に確認してしっかりと補償範囲について把握しておきましょう。

申請期限は3年以内

火災保険はいつでも申請できるわけではなく、被害を受けてから3年間以内に申請しなければ無効になると保険法で定められています。

保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。

保険法第95条(消滅時効)

これは裏を返せば3年以内であればいつでも申請できるということなので、被害に遭ったすぐ後に自費で修繕をしてしまったという場合でも、火災保険を申請して認められれば補償を受けることが可能です。

3年を過ぎてからは保険法により保険請求ができなくなりますので、申請期限があるということはくれぐれも忘れないようにしておきましょう。

損害額が20万円以上でなければいけない

火災以外にも風災や雪災など、多くの自然災害をカバーして補償してくれる火災保険ですが、補償してもらうには被害額が20万円を超えている必要があります

範囲やダメージが少なく被害額が20万円を下回る場合は、例えそれが自然災害による被害であっても火災保険で補償してもらうことはできません。

しかし実際には、屋根を修理するために足場を組んだりするだけでも費用が嵩みますので、台風で屋根の一部が飛んでしまったというケースなどであれば20万円は超えていきます。

火災保険申請に必要な書類と情報

上記項目で火災保険申請前に知っておくべき点について紹介してきましたが、ここからは実際に申請する時に必要になる書類と情報について解説していきます。

  • 保険金請求書
  • 事故内容報告書
  • 見積書
  • 被害を証明する写真

火災保険を申請する時に用意しなければいけない書類と情報は上記4点です。以下の項目で、それぞれを詳しく紹介していきましょう。

保険金請求書

まず最初に用意しなければいけない書類は、保険金請求書です。これは契約している保険会社に対して保険金を請求しますということを通知する書類なので、特に難解なものではありません

  • 日付
  • 名前
  • 住所
  • 振込先
  • 加入者情報

個人情報を多く記載するものなので、代行してくれるという方がいても断り、必ず申請者本人が記載するようにしましょう。

事故内容報告書

事故内容報告書とは、保険会社に対して発生している事由を報告するための書類です。こちらの書類は、保険会社によっては必要ない場合もあります。

  • どのような被害に遭ったのか
  • どこが破損しているのか
  • 今現在はどのような状態なのか
  • 原因は何なのか

記載しなければいけない点は主に上記のようなことです。中には手書きのイラストで、屋根のどの部分がどのように破損しているのかを記載しなければいけない場合もあります。

見積書

見積書は、災害により破損した部分を修理するのに幾らのお金が必要なのかを、業者に依頼して作成してもらうものです。

  • どのような工程で修理は進んでいくのか
  • 総額で幾らのお金が必要なのか

この見積書を作成できるのは、屋根修理の専門業者か診断士だけです。保険会社はこの見積書に記載されてる金額を補償してくれますので、プロの診断が必ず必要になります。

見積書の作成は修理業者に連絡して日程を決め、自宅に来てもらい実際に見てもらいながら調査を行います。

被害を証明する写真

火災保険を受け取るためには、災害により被害を受けたという証明が必要です。経年劣化による損害や、故意または重大な過失による損害では、保険金が支払われません。

被害を証明する写真は自分で撮影しておいてもいいですし、業者に依頼して屋根の上から建物全体を撮影してもらったり、被害が分かる箇所の撮影をしてもらっても良いでしょう。

言葉による説明だけでは保険会社に伝わりにくい場合もありますので、その時に写真で証明することができれば、火災保険が適用されやすくなります。

火災保険を請求するまでの流れ

火災保険を申請する前に知っておくべき点、必要書類と情報について上記で説明してきましたが、ここからは火災保険を請求するまでの大まかな流れを説明していきます。

保険会社へ連絡する

まずは保険会社への連絡です。

このタイミングは災害により被害を受けたすぐ後でも良いですし、自費で修理をした後でも構いません。放置していても生活に支障が出ない範囲の損害であれば後でも構いませんが、一刻も早く修繕が必要な箇所の場合は被害に遭ったらすぐに連絡した方が良いでしょう。

保険会社へ損害を受けた旨を伝え、事故内容や被害状況について詳しく説明します。

必要書類の作成と提出

保険会社へ連絡した後は、保険金の請求に必要な書類が送られてきます。

この時に必要となる書類と情報は上記で紹介したもので、保険会社へ連絡する前に自費で直してしまったという場合は、必ず業者の方に依頼して被害状況を把握することができる写真を撮影しておいてもらいましょう

保険会社から送られてきた書類案内に従い記入したら、見積書や被害状況が分かる写真と共に保険会社へと郵送します。

鑑定人による調査

保険会社から派遣された損害保険鑑定人が自宅に来て、現地調査を行います。この時にチェックすることは、大きく分けて2つです。

  • 火災保険の補償範囲に含まれているかどうか
  • 見積書の修理金額は妥当かどうか

鑑定人による調査が完了し、問題なしと判断されれば保険金が支払われます。

ちなみに鑑定人による調査は全ての家庭で実施されるわけではありません。明らかに被害が認められる場合や、損害金額が少額の場合は省略されるケースもあります

例えば2020年9月8日に熊本県を襲った台風10号。2万5280戸が停電し、最大で約166万人に避難指示が出るなどの大きな災害となりました。

このように明らかに床上浸水被害や強風による被害があちこちで発生した地域に関しては、わざわざ調査を行う必要はないと判断されます。

まとめ

火災保険を申請する前に知っておくべき点、申請方法、必要書類、情報、手続きの流れを簡単に説明してきましたが、参考になりましたか?

火災保険を火災以外の被害で使えるということを知らない人は意外に多く、台風による屋根損害で火災保険を使うという発想がそもそもない人は多くいます。せっかく火災保険に加入していても、請求を出さなければ保険金は受け取れません。損をしないためにも、しっかりと適用されるケースの時は保険金を受け取りましょう。

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24時間365日いつでも相談可能な無料相談フォームも用意していますので、屋根修理でお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡下さいませ。

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