コラム

2021.02.07

火災保険の風災での保険金支払い事例を紹介!不払いの時はどうする?

  • 火災保険
火災保険の風災での保険金支払い事例を紹介!不払いの時はどうする?

自然の豊かな日本では、地震のほかにも台風や暴風雨、洪水や土砂崩れなどさまざまな自然災害が起こります。

災害は時に大切なマイホームに大きな損害を与えてしまうこともありますが、そこで役に立つのが火災保険です。

この記事では、火災保険の風災補償の保険金支払い事例や不払い問題などについて詳しく解説します。

火災保険の風災補償で屋根やフェンスが直せる!

火災保険 風災 事例

火災保険はその名の通り、火事が起こったときにその損害を補償してくれるものですが、火災保険がカバーしているのは火事など火にまつわる災害だけではありません。

契約している補償内容によっても異なりますが、火災保険は水災補償や風災補償など幅広い災害をカバーしています。

火災保険に風災補償をつけていれば、台風や突風、竜巻などで建物や家財に損害が生じた場合に補償してもらうことが可能です。

たとえば、台風で屋根瓦が破損してしまった、ずれてしまったという場合や、家のフェンスが強風によって曲がってしまった、倒れてしまったなどの場合も風災補償の対象となります。

せっかく安くない金額の保険料を払い続けているのであれば、災害に見舞われてしまったときにはしっかりと保険金を受取りたいものですよね。

日本では毎年夏になると台風が上陸しますが、近年は1回あたりの災害の支払い保険金額が大きくなる傾向にあります。

大阪や京都、兵庫などに大きな被害をもたらした平成30年の台風21号の支払い保険金合計額は見込みも含めて1兆678億円にものぼると言われています。

もしものときにしっかりと備えるためにも、今現在の補償内容で予想される災害はカバーできるのかどうか、加入している火災保険の契約内容の把握や見直しを行なうのがおすすめです。

火災保険の風災補償での保険金支払い事例

火災保険 風災 事例

では実際に被害を受けた場合、風災補償ではどのようなケースで、どれほど保険金が支払われるのでしょうか?

火災保険の内容は保険商品を提供している保険会社によっても異なりますが、ここでは一例としてセゾンのじぶんでえらべる火災保険の「風災、雹(ひょう)災、雪災(残存物取片づけ費用)」の支払い事例をご紹介いたします。

なお、設定している免責金額や契約している特約などによっても保険金の支払い金額や内容は変わってきますので、詳しくは契約している火災保険の内容をチェックしてみましょう。

雪と強風によって雨樋が壊れてしまった

夜に強い風とともに激しい雪が降り、雨樋が雪の重みで外れてしまった。さらに、外れた雨樋が強風で飛ばされてしまったというケースです。

雨樋が飛ばされてしまったため、雨樋と樋受け金具、そして交換作業が必要となり、建物の被害額は56,700円となりました。支払われた損害保険金と臨時費用は下記のようになっています。

  • 損害保険金…56,700円
  • 臨時費用…17,010円
  • 合計…73,710円
  • (※免責金額(自己負担額)なし、損害保険金は保険金額限度以内での支払い、臨時費用は諸費用補償特約を選んだ場合に支払い)

台風によってひさしに穴があいた

住宅の屋根に取り付けていたテレビ用のアンテナが台風の際の強い風によって倒れてしまい、ベランダのひさしに穴が空いてしまったというケースです。

原因は、強い風によってアンテナを支えていた針金が切れてしまったことでした。

このケースではベランダのひさしの張り替えと、テレビ用アンテナの設置工事が必要となり、建物の被害額は98,000円でした。その結果、下記のように損害保険金と臨時費用が支払われました。

  • 損害保険金…98,000円
  • 臨時費用…29,400円
  • 合計…127,400円
  • (※免責金額(自己負担額)なし、損害保険金は保険金額限度以内での支払い、臨時費用は諸費用補償特約を選んだ場合に支払い)

雪によってカーポートの屋根が壊れてしまった

冬型気圧配置の影響によって記録的な大雪が降り、カーポートの屋根のいち部分が壊れてしまいました。これはカーポートの上に自宅の屋根から滑り落ちた雪が直撃し、重みと衝撃で破損してしまったことが原因でした。

このケースでは樹脂製のカーポートの屋根を補修する材料と、補修作業のための費用として被害額は24,000円となりました。

  • 損害保険金…24,000円
  • 臨時費用…7,200円
  • 合計…31,200円
  • (※免責金額(自己負担額)なし、損害保険金は保険金額限度以内での支払い、臨時費用は諸費用補償特約を選んだ場合に支払い)

雹によって窓ガラスが割れてしまった

コツコツという音に気になって外を見てみると雹が降っていました。降りやむのを待って窓ガラスを確認したところ、降ってきた雹によって家の窓が数カ所ほど割れてしまっていました。

このケースでは割れてしまった窓ガラスの交換が必要となり、建物の被害は135,000円となりました。

  • 損害保険金…135,000円
  • 臨時費用…40,500円
  • 合計…175,500円
  • (※免責金額(自己負担額)なし、損害保険金は保険金額限度以内での支払い、臨時費用は諸費用補償特約を選んだ場合に支払い)

火災保険の風災補償で対象外となるケース

火災保険 風災 事例

上記のようにさまざまな事例で風災補償として保険金を受け取ることができますが、中には対象外となるケースもあります。

経年劣化

建物も屋根も、どんなものも年月を経ることで少しずつ劣化していきます。老朽化や経年劣化が原因で屋根が壊れてしまった、雨漏りを起こしてしまい建物や家財に損害が発生したという場合は補償の対象外となります。

経年劣化に対応している保険はないため、壊れている部分や気になる部分など、マイホームのメンテナンスは定期的に行なうのがおすすめです。

風災が原因ではない雨漏り・吹き込みなど

火災保険の風災補償で補償の対象となるのは、台風や竜巻、暴風雨などによって建物の屋根や窓が破損し、それが原因で雨漏りを起こしたり、吹き込んだ雨によって家財が濡れてしまったという場合です。

窓の隙間や通風口から吹き込んだ雨によって生じた損害は保険金支払いの対象外となりますので注意しましょう。

火災保険の不払い問題

火災保険 風災 事例

火災保険を契約していて気になるのが不払い問題です。不払い問題にもさまざまなケースがあると言われていますが、代表的なものとしては下記の2つがあります。

  • 支払い漏れ
  • 請求勧奨漏れ

支払い漏れは、保険請求をされたときに、請求された部分のみ支払い、請求されていない部分は支払わないケースです。

金融庁は請求がなかったとしても認められる部分は保険金を支払うべきとしているものの、利益を損なわないために支払わないこともあるようです。

請求勧奨漏れとは、保険申請できる可能性があるのにそれを案内しないケースのことです。

保険会社は保険について詳しくても、利用者は案内がなければわからないこともあります。

このようなことを防ぐためにも、「ほかに請求できる部分はありますか?ほかに保険申請できるものはありますか?」と聞くようにするのがおすすめです。

ヤネラボは専門家による保険会社交渉・建物診断もご提供

火災保険 風災 事例

経年劣化の場合、火災保険が適用されないこともありますが、確実に適用されないというわけではありません。

経年劣化だと思っていた屋根の雨漏りが実は風災被害によるものだったというケースもあります。

実際に損害が出たとき、保険会社は査定を行い保険金を決定しますが、査定は保険会社によっても異なると言われています。

保険会社から提示された保険金の額に不満があれば、交渉をすることも可能です。

「ヤネラボ」では一級建築士による建物診断のほか、弁護士による保険会社交渉など、火災保険申請のサポートも行っております。

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まとめ

火災保険の風災補償は、日本で多い台風などの災害に対応した補償です。近年では1つの災害あたりの被害も大きくなっているため、日頃から災害に備えておくことは非常に重要なことだといえるでしょう。

その一方、せっかく風災補償のついた火災保険に加入していても請求せずに見落としてしまっているというケースもあります。

火災保険は3年以内に請求すれば過去の損害についても保険金をもらえる可能性がありますので、思い当たる損害や修繕工事があれば詳細を確かめて、保険会社に問い合わせてみましょう。

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