コラム

2020.11.27

火災保険による風災の補償範囲を5つの具体例で紹介

  • 火災保険
火災保険による風災の補償範囲を5つの具体例で紹介

火災保険が風災による被害も補償範囲であるということを知っていますか?

火災保険は火事による被害にだけ対応していると思っている方も多いかと思いますが、実は多くの自然災害や損害に対応しています。一昔前はパッケージで補償内容が決まっているものが多かったのですが、現在はさまざまな補償をカスタマイズできるようになりました。

火災保険のオプションの中には、風災による被害を補償するというものがあります。台風や竜巻などによる強風で被害を被った時の損害を補償できるという何となくのイメージはつくものの、具体例に関しては分かりにくいですよね。

この記事では、火災保険の風災による補償範囲や、保険金がおりる具体例について説明していきたいと思います。火災保険加入時に風災を補償範囲に加えるかどうか悩んでいる方や、風災で保険金を貰えるかどうか知りたいという方は、この記事をぜひチェックしてみて下さい。

そもそも火災保険の風災とは

火災保険は火事だけではなく、風災・水災・雹災・落雷など、多くの自然災害による損害を補償してくれる保険です。

火災保険の補償範囲に最初から含まれていることも多い風災ですが、そもそもどういう自然災害に対応してくれるものなのでしょうか。

まず始めに、『風災とは何なのか』という点から説明していきます。

強風による災害

台風、竜巻、暴風、突風など、強風による災害のことを『風災』と言います。

台風で飛ばされた看板が家に直撃して塀を壊してしまった、強い風で屋根の一部が飛んでしまったなどの損害は、強風で起こり得る被害として想定できますよね。

火災保険で風災を補償できるというのは大きな強みで、火災保険は火事による保険金申請よりも風災による申請の方が多いことからも重要性が良く分かります。

その理由は、日本は台風などによる強風被害が多い国だからです。国土交通省の気象庁が発表している、日本で発生した台風の発生件数は以下のようになっています。

  • 2011年⇒21回
  • 2012年⇒25回
  • 2013年⇒31回
  • 2014年⇒23回
  • 2015年⇒27回
  • 2016年⇒26回
  • 2017年⇒27回
  • 2018年⇒29回
  • 2019年⇒29回
  • 2020年⇒22回

毎年平均して20回以上の台風が日本に襲来しています。月毎に見てみると、台風の数が増えてくるのは6月を過ぎてからで、最も多いのが7月から9月。1月〜5月までの比較的気温が低い時期は台風は発生しにくいので、回数も少ないです。

毎年平均して20回以上の台風が発生している日本ですから、万が一の強風による備えは万全にしておく必要があります。風災による保険金請求が多い理由も、日本で発生した台風の回数を見てもらえれば理解してもらえるかと思います。

台風による被害を補償する

時として甚大な被害をもたらす台風による自然災害ですが、火災保険に加入していれば台風被害により想定される損害は補償することができます。

  • 風災
  • 水災
  • 落雷

上記3つは火災保険の補償範囲に最初から入っていることが多く、最初から入っていなくても多くの保険会社がオプションで追加することができるようになっています。

台風で想定される被害は暴風雨による風災と水災、落雷による被害も絶対にないとは言えませんが、これらは火災保険の補償範囲でカバーできます。

水災は暴風雨や豪雨による浸水被害だけではなく、高潮・土砂崩れ・落石被害などにも対応しています。要するに、台風による豪雨で発生した自然災害をカバーするものなので、直接的な水による被害ではない土砂崩れによる被害などにも対応しているというわけです。

床下浸水は地上から45センチメートルを超えた場合のみなどの決まりが保険会社によりありますので、その点は契約時にチェックしておくと良いでしょう。

風災の補償範囲を具体例と共に紹介

台風による強風被害の多い日本。だからこそ、万が一の風災による被害へ備えておくことはとても大切です。

補償範囲を説明する前にまず知っておいてほしいことは、火災保険の契約内容により保険の対象が異なるという点です。建物と家財それぞれに火災保険をかけている場合と、建物のみにかけて家財はかけていないという場合で、風災被害で補償される範囲は異なります。

保険の対象も踏まえて、ここからは風災による補償範囲を具体例と共に紹介していきます。

強風の影響で屋根の瓦が飛んでしまった

強風の被害が最も出やすい箇所が屋根です。屋根は常に外に面しており、強風の影響を最も受けやすい箇所なので、風災による屋根被害はとても多いです。

  • 強風の影響で屋根の一部が壊れてしまった
  • 強風で飛んできた石が屋根にぶつかって壊れた

屋根は建物の一部に含まれますので、風災により屋根に損害が出た場合は当然ながら補償の対象となります。一部が破損したという損壊だけではなく、豪雨の影響で塗装が剥がれてそこからサビが始まり、穴が空いてしまったというケースでも補償範囲内になります。

自然災害による被害で屋根に損壊が出たかどうかが審査基準となりますので、強風だけではなく豪雨が影響している場合も水災として補償されます。

注意しなければいけない点としては、経年劣化による損壊には対応していないという点です。長年住んでいる家でも屋根の上というのはどうなっているか分からないもの。知らない間にサビが進行していて、経年劣化により自然災害ではなく自然に破損してしまうというケースも十分に考えられます。

台風などの強風が影響であると判断されれば問題ありませんが、経年劣化による損壊では火災保険はおりませんので、その点はプロの業者の方に査定してもらって判断しましょう。

風圧で窓ガラスが割れた

窓や扉も建物に含まれるため、台風の影響で壊れた窓ガラスも火災保険で現状回復することが可能です。

風圧で壊れたという原因以外にも、台風で飛ばされてきた石がぶつかったりなどもあるかと思いますが、壊れた原因は基本的には問われません。もちろん故意に破壊するなどであれば保険はおりませんが、台風による強風が影響して壊れたのであれば、補償範囲内です。

台風による強風は多くの飛来物が飛んでいる状態なので、それが窓ガラスを直撃して割れてしまうというのは良くあります。窓ガラスが割れないように、ガムテープを張ったりダンボールでガードをするなどの対処はしておきましょう。

強風で飛んできた石がぶつかって塀が崩れた

塀、物置、カーポートなども建物に含まれていますので、台風による風災で損壊してしまった塀も、火災保険で修理することができます。

強風により塀が崩れてしまうという被害は多いので、飛んできた石や木材がぶつかってヒビが入ってしまい、そこから雪崩式で倒れてしまうというのも珍しくありません。

塀を火災保険で直せるというのは知らない方も多いので、知っておくと便利です。

強風でドアが壊れて家の中の家具が水に濡れた

保険対象を建物と家財にしている場合は、強風で壊れたドアから雨が入り、家具が濡れてしまって壊れた場合の修理費用は水災補償を受けられます。

しかしこれは建物と家財を保険対象にしている場合のみで、建物のみを対象にしている場合は、雨により壊れた家具や家電を買い換える費用は補償されません。

ドアは建物に含まれていますので修理費用は出してもらえますが、中の家具とは別です。建物と家財を補償対象にしたい場合は、契約を見直す必要があります。

突風で自転車が飛ばされて壊れた

家財を保険対象にしている場合は、自宅の前に置いている自転車や原付きバイクなども補償範囲内となります。

  • 自転車が突風の影響で倒れて壊れた
  • 飛ばされてどこにいったか分からない
  • タイヤがパンクして走れなくなった

この場合の買い替え費用や修理の費用は、火災保険の風災補償で保険金を受け取ることができます。

しかしこれも上記で説明したように、保険の対象を建物と家財にしている場合のみで、建物のみにしている場合は補償範囲内ではありません。

まとめ

火災保険の風災とは何なのか、風災補償を受けられる補償範囲を具体例と共に紹介してきましたが参考になりましたか?

保険の対象を建物のみにするか建物と家財にするかで変わりますが、大切な財産を守る風災補償は、万が一の事態に備えるとても大切なものです。台風による強風被害の多い日本において、火災保険の風災補償はなくてはならない必須の保険と言えるでしょう。

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