コラム

2021.03.15

瓦屋根の塗装をDIYする5つの方法を分かりやすく解説

  • 火災保険

「瓦屋根の塗装をDIYでやりたい!」
「仕上がりは業者並みに、予算は抑えて、自分の拘りで作りたい!」

今回の記事では、そんな方のために道具のお話から塗装の工程、相場やDIYに要する期間を分かりやすく説明します。

しかし、瓦屋根の塗装は本来は経験豊富な専門の職人さんが行う住宅のメンテナンスという事を頭に入れておきましょう。

素人が瓦屋根の塗装をする場合は、安全を確保した上で丁寧に作業をしましょう。

また、この記事では瓦屋根の塗装の修繕費が減額になったり、無料になる火災保険の紹介もしています。

DIYで瓦屋根の塗装をする方法

業者に頼む

建設業に携わる方でもない限り、外壁塗装の業者の良し悪しはなかなか判断できないですが、6つのコツを紹介します。

  1. 相見積もりを取る
  2. 施工実績を確認する
  3. 営業マンの対応をチェックする
  4. 質問に対し具体的に対応できるか確認する
  5. 資格や許可を持っているか確認する
  6. アフターフォローや保証内容を確認する

以上のコツをしっかり押さえておけば、優良業者を見つけられる可能性が高まります。

DIYでする

屋根の塗装は高所での作業が必要になりますが、自分で塗装を施す際、まずは安全に気を使いましょう。

自分で塗装することは不可能ではありませんし、注意点を守れば完成度の高い塗装をすることも可能です。

手順を把握して手抜き工事などの対策をとることで1年後に塗装が剥がれるリスクを軽減できます。

火災保険で修繕修理

意外と知られていないのが火災保険の保険金での修繕修理です。
火災保険の中には風災と呼ばれる補償があり、風災として火災保険会社に認められれば、それに応じた保険金を受け取ることができます。

瓦屋根は火災保険を使えば無料になる可能性がありますので、こちらも検討してみるのも一つです。

自宅の屋根が台風の影響などで風災被害にあった場合は、火災保険の対象となります。

保険会社から保険金として屋根の修理費用が自身の銀行口座に支払われます。

火災保険の申請は驚くほど簡単です。

DIYに必要な道具

DIYで瓦屋根を塗装するなら、まずは道具と身の周りの安全を確保することから始め、11の道具を揃えましょう。

  1. 塗料
  2. ローラーとはけ
  3. コーキング・シーリング用品
  4. ワイヤーブラシやヤスリ・サンダー
  5. マスキングテープ・ポリシート
  6. ほうきや雑巾などの掃除道具
  7. 高圧洗浄機
  8. タスペーサー
  9. 安全帯
  10. ヘルメット
  11. 作業靴・安全靴

瓦屋根の塗装をするためには、屋根の上に登らなければなりませんが、面倒だからといって不安定なはしごをかけて直接屋根に登らないよう気をつけましょう。

建設業の業者でも、年間100名以上が高所からの落下で亡くなっています。

経験のない素人が瓦屋根の塗装を行う場合、徹底的に安全対策をしておくに越したことはありません。

瓦屋根の塗装の工程

瓦屋根の塗装は7ステップから成り立っています。

  1. 高圧洗浄
  2. 下地補修
  3. 養生
  4. 下塗り
  5. 中塗り
  6. 上塗り
  7. 確認・手直し

瓦屋根の塗装は、正しい工程でやって初めて良い品質の工事になります。

逆に、間違えた工程や内容で進めてしまうと、期待していたより早くに傷んだり剥がれたりする可能性もあります。

失敗しない良い工事のために特に重要な点が3つありますので参考にしてみて下さい。

見積もり段階でしっかり点検する

まずは、見積もり時の事前点検を丁寧にやりましょう。

ここでご自宅にとって最適な塗料や具体的な工程の内容が決まります。

直接屋根に登るかドローンや高所カメラなどを使って、必ず実際の屋根の状態を見ましょう。

塗り回数・量はメーカーの仕様にする

瓦屋根の塗装で一番気になるのは、実際の塗り工程だという方も多いと思いますが、塗り重ねる回数や塗布量などは、必ず各塗料のメーカーが定めている仕様に従いましょう。

塗料本来の性能は、その仕様通りに使って初めて発揮されるものだからです。

釘打ちやタスペーサー(縁切り)は必須

釘打ち・コーキング処理とタスペーサー(縁切り)は必ず見積もりに入れましょう。

これらは塗装とは直接関係しない工程ですが、後々の雨漏りや大規模修繕になるのを防いでくれる、とても重要な工程だからです。

瓦屋根の塗装の相場

瓦屋根には瓦の原料の違いによって粘土瓦とセメント瓦の2種類に分けられます。

粘土瓦は粘土を形成し、乾燥させ、高温で焼き上げていくため、耐久性に優れており、塗装の必要がありません。

セメント瓦は粘土瓦と見た目などは似ていますが、葺き替え工事というメンテナンスが必要となります。

葺き替え工事は今ある瓦をすべてはずし、新しく屋根材を設置することです。

この葺き替え工事をするときは、新しい屋根材がなにになるかで費用が変わります。

  • 日本瓦→日本瓦:約50万円~270万円
  • 日本瓦→ストレート:約40万円~210万円
  • 日本瓦→ガルバリウム鋼板:約50万円~240万円

瓦屋根のDIYに要する期間

瓦屋根の塗装の工程の一番最初は、「足場の設置」から始まります。

基本的には、初日に設置するんですが、日数は約1日程度で終了することがほとんどです。

  • 足場の設置
  • 養生
  • 高圧洗浄
  • 下地処理
  • 縁切り
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • 点検&足場の解体

それぞれに約1日程度の日数がかかりますので、大体9日間かかります。

土日休みの人であれば単純に1ヶ月弱の期間を考えて頂けたらと思います。

瓦屋根の塗装の注意点

楽しみながら、自分の好きなように塗装できるという魅力を持っている瓦屋根の塗装。

しかし、素人が塗装を行うという点で、生まれる注意点が3つあります。

  • 安全性に欠けている
  • 塗装のムラができやすい
  • 寿命の短い塗膜になってしまう

安全性に欠けてしまう

瓦屋根の塗装をDIYをするうえで、一番気を付ける部分は落下・転落です。

建設業に従事している方でも毎年落下事故を起こしています。

プロでも落下するという事実を重く受け止め、自分で塗装する際は安全に十分気をつけましょう。

「自分は大丈夫だから」と思わず、プロの準備を上回り、安全を確保しましょう。

ヘルメット、安全ベルト、安全靴を身に着け、なるべく肌を出さない格好で瓦塗装の工事をしましょう。

塗装のムラができてしまう

完璧に塗装を進めているつもりでも、やはり素人という事実は変えられません。

工事を終えて初めてムラや塗り忘れに気づくということも多いです。

ローラーや刷毛を使っても、均一に塗料を塗装できていない場合が多いです。

寿命の短い塗装になってしまいがち

素人による塗装は、プロと違って、高圧洗浄や下地処理など工事全体の粗さが目立ってしまうので、耐用年数も長くは期待できません。

また乾燥時間を十分に取らなかったということもあると、塗装の寿命は2年~3年となってしまいます。

すぐに塗装が剥げてしまうこともありますので、なるべく施工不良がないように仕上げましょう。

DIYの途中で破損や劣化を見つけた場合

火災保険で屋根を修理できるって知っていましたか?

そもそも火災保険とは「適応されるのは火の災害だけ」と思われがちですが、実は台風、竜巻、突風、豪雨、大雪、落雷などの自然災害による破損は火災保険で修理が可能です。

申請できる修理の範囲も幅広く、家の内部、外壁、門、塀、カーポート、サイディング、屋根など、家の修繕のほとんどは保険が適用されます。

また、適用した後に保険料が上がるということはなく、原状回復後も何回でも申請できます。

もし、火災保険で屋根の修理に少しでも興味があったり、疑問があれば屋根の撮影から図面作成、見積もり、修理修繕をワンストップで行っている「ヤネラボ」までお気軽にお問い合わせ下さい。

まとめ

瓦屋根の塗装をDIYすれば、業者に支払う費用を節約できたり自分の拘りで塗装をすることができます。

ただ、今回説明した通り、DIYで屋根を塗装するためには安全の確保に道具の準備、まとまった時間が必要です。
下塗りや中塗りの色によって、最終的な発色が変わってくるのが塗装の難しいところですし、塗料同士の相性などもある程度自分で勉強しなければなりません。

最も大事なことは2度と被災をせずに、安心できる質の高い瓦屋根工事をおこなうことです。

毎年のように大型の台風が襲ってくることを前提とした瓦屋根のリフォーム工事をおこなうべきです。

火災保険を用いて部分修理をおこなったとしても、繰り返し同じ被害が再発します。

もし火災保険が適用されたら、その保険金を葺き替え工事や屋根カバー工法などの全面改修費用の一部として活用することを強くおすすめします。

その際にはワンストップサービスを提供できる「ヤネラボ」に一度お気軽にお問い合わせ下さい。

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