2019.11.21
ドローン飛行の申請について
- ドローン

規制により、ドローンを飛ばすためには飛行申請が必要です。
本記事では、ドローンの規制やドローン飛行の申請条件、
実際にドローンを飛ばす際のルールを記載しています。
目次
ドローン規制について
ドローンの普及に伴い、
安全面を考慮して「航空法」の一部を改正し、
ドローンの飛行を規制する法律が定められました。
そのことにより、国が指定した場所以外でドローンを飛ばすためには、
ドローン飛行の為に許可を取る必要があります。
ドローン飛行の申請条件
ドローン規制により、ドローンを飛ばすためには国土交通省へ申請する必要がありますが、
誰でも申請すればドローンを自由に飛ばせるわけではありません。
ドローン申請をするためには多くの条件がありますが、代表的なものをご紹介します。
飛行技量を持ち合わせている
こちらは、ドローン操縦のスキルのことです。
ただ飛ばすだけでなく、明確な飛行技量が必要です。
具体的には、離発着・ホバーリング・左右方向の移動・前後方向への移動・水平面での飛行・対面飛行・飛行の組合・八の字飛行です。
GPSを使わずに十分な飛行ができる
ドローン飛行の申請条件には、GPSを切った状態で飛行できる技量が必要です。
そのため、今までGPSを切ってドローンを飛ばしたことのない方は対象外です。
また、ビジョンポジショニングも、飛行補完機能となるので、使うことはできません。
10時間以上の操縦訓練
10時間以上の操縦訓練があるかどうかも、条件の1つです。
そのため、八の字飛行などを10時間以上訓練する必要があります。
ホバーリングだけをして10時間訓練したというのは意味がありませんので注意してください。
必要な知識を持っている
条件の1つとして、必要な知識を持っているというものがあります。
ドローンによる撮影には肖像権やプライバシーなど、航空法以外にも必要な知識が多くあります。
ドローンを飛ばす技術だけでは、人に迷惑をかけたり、
法を犯してしまうこともあり、十分な知識を持つことが重要です。
ドローンを飛ばす際のルール
- 日中に飛ばす
- 目で見えない範囲では飛ばさない
- 人の多いところで飛ばさない
- 人や物から30m以上距離を取る
- 危険物を運ぶために使わない
- 物の投下に使わない
ドローンは、飛行の申請だけでなく、実際に飛ばす際にも法律にかなったルールがあります。
実際に上記のルールを違反したことで、書類送検された事例もありますので、ルールは必ず守りましょう。