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2021.02.25

トタン屋根修理をDIYで!症状別の治し方と注意点を詳しく解説!

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トタン屋根修理をDIYで!症状別の治し方と注意点を詳しく解説!

トタン屋根が破損してしまった。サビて穴があいてしまっている。そんなときは、トタン屋根の修理が必要になります。
どのような修理方法が最適かは、トタン屋根の状態によっても異なります。
そこでこの記事では、症状別のトタン屋根の修理方法や注意点について詳しく解説していきます。

これからトタン屋根をDIYで修理しようと考えている方は記事を参考にしてみてください。

トタンの特徴

トタン屋根 修理 diy

トタンは小屋や物置、ベランダやカーポート、自宅の屋根、外壁などさまざまな場所で使用されている建築資材です。小さく波打った形状はトタンの特徴の一つでもあります。

薄い鋼板に亜鉛メッキを施すことでサビを防いでいますが、トタンは薄く、亜鉛メッキに傷がつくとそこからすぐにサビが発生してしまいます。
また、サビは発生するだけでなく広がるスピードも早く、その薄さからサビが原因となって穴があいてしまうこともあります。
トタンは安くて軽いため加工しやすく、耐用年数もおよそ10年〜15年ほどありますが、長く利用する建物の場合、メンテナンスや葺き替えなどの手間や費用が度々かかってしまうことになります。
短期間の利用を目的としているのであればトタンでもいいかもしれませんが、長期間利用したいと考えているのであれば、トタンではコストパフォーマンスが悪くなってしまうかもしれません。

初期費用だけでなく、今後のことも考えたうえでトタン屋根のDIYを考えてみましょう。

トタン屋根の症状別修理方法

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せっかく修理するのであれば、正しい方法で修理を行い、少しでもトタン屋根が長持ちするようにしたいですよね。

まずは修理の前に、トタン屋根にどのような症状が生じているかをチェックしましょう。トタン屋根に現れている症状によっても、最適な修理方法は変わってきます。

サビ・塗装の剥がれ・色あせの場合の修理方法

トタンの表面には塗料が塗られています。この塗料は防水やサビ止めなどの効果を果たしていますが、直射日光が当たり続けたり、風雨にさらされたりすることによって劣化が起こります。
劣化の初期段階として、まずはトタンが色あせてきます。そしてそれからさらに症状が進行すると、塗装が剥がれてしまいます。
経年劣化による塗装の剥がれのほかにも、厚く塗りすぎた場合やしっかり定着しなかった場合、塗装に使用した塗料の質が低かった場合も塗装が剥がれてしまう原因となります。

サビや水からトタンを守っていた塗装が剥がれてしまうと、金属部分がさらされるため、雨水を吸収し、サビが生じます。

サビが進行すると穴があく原因になりますので、サビを見つけたら早めに塗装を行い、防錆を行うことが大切です。可能であればサビが出る前の、トタン屋根全体の色がくすんできたタイミングで塗装を行うのがおすすめです。

  1. 脚立など、足場を確保する
  2. トタン屋根のサビや汚れをしっかりと落とし、塗料が定着しやすい状態にする
  3. コーキング剤を使って雨水の侵入を防ぐ
  4. 養生を行う
  5. 下塗り塗料を薄めて、下塗りを行う
  6. サビ止めを塗る
  7. 上塗り塗料を薄めて、上塗りを行う
  8. 上塗りを2回繰り返す
  9. 手直しを行い、養生を剥がす
  10. 足場を撤去し、修理完了

塗料はホームセンターなどで販売されていますが、さまざまな種類があります。外壁塗料ではなく屋根専用の塗料の方が耐久性が高いため、トタン屋根の修理を行う場合は屋根専用の塗料を用意しましょう。
また、塗料は薄める割合が決まっており、商品のパッケージやカタログに希釈率や使用すべき希釈剤が書かれています。
これを間違うと塗料本来の効果を発揮できなくなってしまうため、くれぐれも注意しましょう。乾燥時間についても記載があるので、天気予報や時間帯を計算したうえでDIYを開始するとスムーズです。

穴あきの場合の修理方法

トタンは金属であるため、どうしても経年劣化によるサビは起こってしまいます。
サビてしまった場合は上記でもご紹介の通り、サビ部分を磨いてきれいにしてから下塗り、サビ止め、上塗りをすることで修理が可能ですが、サビが進行してすでに穴があいてしまっている場合は、塗装では修理ができません。
サビ部分から雨水が染み込んでくる、穴があいてしまったという場合は新しいトタンに交換する必要があります。
屋根がトタン瓦棒タイプであれば交換や張り替えは簡単にできますが、波板のトタン屋根の場合は、穴があいてしまった部分を切り抜くか、もしくは広い範囲を交換する必要があるため、費用が高額になってしまいます。

また、部分的に切り抜く方法は耐久性が落ちてしまうため、おすすめできない方法です。

カバー工法

カバー工法とは、今ある屋根のうえにさらに新しい屋根材を被せるという方法で、広い範囲で雨漏りを起こしているなど、屋根が大きなダメージを受けている場合に行われる工法です。

波板タイプのトタン屋根の場合、カバー工法での修理はできません。

トタン瓦棒タイプの場合はカバー工法での葺き替えも可能ですが、すでに屋根としての耐久性が損なわれている状態であるため、カバー工法自体、耐久性は低いです。

手間や費用を考えると、葺き替えのほうが安心です。

  1. 足場を組み立てる
  2. 棟板金を撤去し、下地を取り外す(あれば雪止金具を切断する)
  3. 防水シートを敷き詰め、張り付ける
  4. 板金を取り付ける
  5. トタン屋根を張り付ける

葺き替え

葺き替えとは、古いトタン屋根を撤去して、新しいものにする方法です。古いトタン屋根を処分する費用がかかったり、全面の葺き替えを行うため施工期間が長くなります。

ですが、屋根全体が劣化している場合は全体的に葺き替えをするのが安心です。

  1. 足場を組み立てる
  2. 野地板張り
  3. アスファルトルーフィングを敷き詰め、張り付ける
  4. 水切り金具を取り付ける
  5. 板金を取り付ける
  6. トタン屋根を張り付ける

トタン屋根DIYの注意点

トタン屋根 修理 diy

ここからはトタン屋根のDIYの注意点についてご紹介していきます。

デメリットも多い

トタン屋根のDIYを考える大きなメリットと言えば、コストを抑えられるという点ではないでしょうか。趣味で日曜大工をされており、トタン屋根を修理するための工具が揃っているという方は自力での修理を考えるケースも少なくないでしょう。

しかし、トタン屋根の葺き替えはDIYでも行うことができますが、デメリットも多いという点は忘れないようにしましょう。

塗装であれば、サビてしまった部分や色あせが起こった部分に塗料を塗ることで修理ができますが、葺き替えの場合はまず、高所にのぼって屋根の状態をしっかり調べなければいけません。
この時点でも転落事故が起こる危険性があるなど、リスクは大きくなります。足場を組まずに屋根の上にのぼってトタン屋根修理を行うというのは非常に危険なことです。

また、葺き替え作業の経験がない方が葺き替えを行うと、施工不良の可能性も高まります。そうなると雨漏りなどのトラブルが起きてしまう可能性もあり、結果的に余計に費用がかかってしまうことになるのです。

DIYは応急処置と考える

カーポートやベランダなどのトタン屋根であれば、DIYで修理したあとでトラブルが起こっても大きな問題にはならないかもしれません。
しかし、自宅のトタン屋根をDIYで修理するのであれば、施工不良が起きたら大変です。

プロである屋根修理業者は経験を積んだ職人が施工するというだけでなく、下処理をしっかり行い、丁寧な施工を行います。見た目ではわからないかもしれませんが、これはトタン屋根の耐久性に大きく関わる部分です。
また、たとえば雨漏りが起こっているという場合、ただDIYで穴を塞ぐだけにしておくと、屋根の内部に雨水が留まり、その中で腐食が進行してしまうことになります。

家の木材が腐ると、耐震性の低下につながるなど家の価値が大きく下がってしまうため注意が必要です。

まとめ

トタン屋根の修理についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。トタン屋根は塗装や葺き替えなどの方法で修理を行うことができますが、大掛かりな修理になればなるほど手間やお金がかかり、施工時の転落事故が発生する可能性も高まります。
屋根を長持ちさせ、大切な自宅を守るためにもまずは一度プロに屋根の状態を診断してもらうのがおすすめです。

ヤネラボでは足場不要で屋根点検ができるドローンによる屋根点検を行っています。点検・説明が約1時間ほどで済み、損害がなければ調査費は無料のため安心です。

もし修理が必要であった場合も、図面作成や見積もり、屋根の施工までワンストップサービスをご提供しておりますので手間がかかりません。

火災保険が適用されれば自己負担なしで屋根修理を行えるケースもありますので、気になりましたらまずはお気軽にお問い合わせください。

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