コラム

2021.02.26

トタン屋根の張替えをDIYで行う際のポイントと注意点を解説!

  • DIY
トタン屋根の張替えをDIYで行う際のポイントと注意点を解説!

安くて耐食性に優れたトタンは建築資材のほか、じょうろやバケツ、ちりとりなどにも使用されるなど、幅広いシーンで活躍しています。
中でもよく見られるのがいくつもの細かい波がある波板。波板のトタン屋根はさまざまな場所で目にすることができます。
トタンは安価で、ホームセンターなどで購入することもできるため、破損や色あせ、サビが生じてしまったトタン屋根の張替えをDIYで行おうとお考えの方も多いようです。

そこでこの記事では、トタン屋根の張替えをDIYで行う際のポイントを詳しくご紹介していきます。トタン屋根の張替えをお考えの方はぜひ記事を参考にしてみてください。

トタン屋根の張替えをDIYで行う際の注意点

トタン屋根 張替え diy

ただ「トタン屋根」といってもいくつもの種類があり、自宅の屋根のほかにもカーポート、倉庫、物置、小屋、ベランダなどさまざまです。
どのタイプの屋根の張替えをするのかはその人の事情によって異なると思いますが、軽くて加工が簡単だと言われているトタン屋根でも張替えは簡単な作業ではありません。

そこでまずは、トタン屋根の張替えをDIYで行う際の注意点をご紹介していきます。

釘やビスが効きにくいケースがある

塗装や部分的な修理だけでなく、トタン屋根を張替えたいと考えるほど劣化が起きている場合、トタンだけでなく垂木や胴縁なども腐食などによって劣化してしまっている可能性が考えられます。

この場合は、垂木や胴縁を取り替えたり、横に添えたりなどの工夫をしなければならないこともあります。

トタン屋根をDIYで張替えるのは大変

トタン屋根の張替えには想像以上に費用がかかってしまうケースもあります。張替えを自力で行おうと考えている方の中には、すでに屋根修理業者に見積もりを出してもらったものの、費用が高かったためDIYできないかと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、自力でトタン屋根の張替えを行うことはできます。しかし、トタン屋根の張替えをDIYで行うのは難易度が高いだけでなく、大きな危険を伴います。

  1. 足場を組み立てる
  2. 古くなったトタン屋根を剥がす
  3. 下地を剥がす
  4. ホームセンターなどで購入したトタンを正確なサイズに切る
  5. 下地を張り付ける
  6. トタンを張り付ける
  7. 棟がある場合はカバーを打ち付ける

これらの作業を庭先でできるのであればいいかもしれませんが、屋根なのですべて高所で作業を行わなければなりません。屋根の上にのぼってトタンを固定していた留め具を抜き、手や工具を使ってトタンや下地をはがす…これだけでも、かなり大変な作業だと想像できたのではないでしょうか。
しかも、屋根は施工不良があれば雨漏りなどのトラブルを引き起こしてしまうことになるため、これらの工程は精度も問われることになります。
DIYの場合でも、材料を用意するお金も張替えを行う手間もかかります。工具がない場合は釘抜きハンマー、波板切鋏なども買い揃える必要があります。
トタン屋根の張替えに限らず、素人とプロではまったく技術力も違うため、手間、お金、施工の精度など考えれば、大掛かりな修理になればなるほど、屋根修理業者に依頼したほうが安心だといえます。

トタン屋根の張替えをDIYで行うのは危険も伴う作業になりますので、まずは「本当にDIYで正確に修理できるのか?」ということを考えてみましょう。

トタン屋根の張替えをDIYで行う際のポイント

トタン屋根 張替え diy

それでもトタン屋根の張替えを自力で行いたいという方はこれからご紹介するポイントを参考にしながら、DIYを行ってみてください。

メリットとデメリットを理解しておく

トタン屋根にはメリットとデメリットがあります。屋根の材料にも種類があるので、メリットとデメリットを把握し、屋根材にトタンが適しているのかどうか考えてみましょう。

メリット

トタン屋根のメリットが下記です。

  • 安くて耐用年数もそれなりにある
  • 加工しすい
  • 鉄板のため、雨漏りが起こりにくい
  • 軽く耐震性が高い

トタンの大きなメリットが、費用が抑えられることです。そのため、倉庫や物置などの屋根に使用されることも多いです。

軽くて加工しやすいのもメリットで、短期間で施工を行うことができます。軽いため地震が起きた場合も揺れにくく、耐震性が高いのもトタンの特徴です。

デメリット

メリットも多いトタンですが、デメリットもあります。

  • サビが起こりやすい
  • 雨音が響く
  • 断熱性が低い
  • 防水や防錆のために塗装が必要
  • 見た目が安っぽく見える

トタンは薄い鋼板に亜鉛メッキをほどこしていますが、傷がつくとそこからすぐにサビが発生してしまいます。サビが広がりやすく、サビたことでトタンがもろくなり、穴があいてしまうことがあります。
サビが生じた場合や、サビ止めのための塗装が剥がれてしまった場合は塗装を行う必要があります。
また、断熱性が低く、室内に熱を通してしまうため、冷房効率が悪いというのもデメリットです。

見た目もトタンのデメリットの一つですが、今は木目がプリントされたトタンもあるので、見た目が気になる場合はこのようなトタンを使うのもいいでしょう。

メンテナンスは定期的に

トタンは傷がつくとそこからサビてしまいます。また、紫外線や風雨の影響で色あせや劣化が起こるため、定期的なメンテナンスを行う必要があります。
メンテナンスを怠ってしまうとサビが発生し、穴があいて、雨漏りが発生してしまうこともあるため、注意しましょう。

トタン屋根の張替えをDIYで行うのは大変ですが、塗装であれば難易度は下がります。トタン屋根を少しでも長持ちさせたいと考えているのであれば、メンテナンをしっかり行うことが大切です。

最近ではトタンではなくガルバリウム鋼板が主流

トタン屋根の張替えを行おうと考えているのであれば、トタンではなくガルバリウム鋼板を使うのがおすすめです。

最近では、トタンではなくガルバリウム鋼板が主流となっています。トタンと同じく金属の屋根ですが、トタンよりも耐久性、耐震性、耐錆性に優れており、値段もトタンとほとんど変わりません。
また、トタンのデメリットだった断熱性についても、ガルバリウム鋼板の場合は屋根材の下に断熱材を備えたものがあります。トタンは優れた素材でしたが、このガルバリウム鋼板の登場により優位性が失われることとなりました。

火災保険で0円で屋根修理が可能な場合も

マイホームをお持ちの方は火災保険に加入している方がほとんどだと思いますが、そんな火災保険を使って屋根の修理が可能だということはご存知でしたでしょうか?
もしも、台風や突風などの風災によってトタン屋根の張替えが必要になったということであれば、火災保険を使用することで修理費用を安く、もしくは0円で修理できる可能性もあります。

加入している火災保険の補償内容などをチェックしてみましょう。

失敗したくない場合は屋根修理業者に依頼するのがおすすめ

せっかくDIYでトタン屋根の張替えを行っても、失敗してしまったら手間もお金も余計にかかることになってしまいます。
DIYはコストを抑えられることが魅力ですが、安全や施工の品質を考えた場合、屋根修理業者に依頼するのがおすすめです。下記では業者に依頼した場合の費用目安をご紹介します。

業者に依頼した場合の費用目安:部分補修

トタン屋根の全体ではなく、サビてしまっている部分やヒビ、穴があいて雨漏りを起こしている部分など、一部分のみ補修したい場合は1平方メートルにつき5,000円〜8,000円ほどです。
構造が複雑だったり、高い場所にある場合などそのほかの条件でも費用は変わるため、まずは屋根調査をしてもらい、見積もりを出してもらうのがいいでしょう。

業者に依頼した場合の費用目安:葺き替え

今あるトタン屋根を撤去し、新しい屋根に張替えることを葺き替えと言います。ガルバリウム鋼板で葺き替えを行う場合、1平方メートルにつき13,000円ほどになります。

まとめ

トタン屋根の張替えをDIYで行う際の注意点やポイントについてご紹介させていただきましたが参考になりましたか?
カーポートなどの場合、DIYで張替えを行いもしも雨漏りが起きてしまっても車が濡れるだけで、大きな問題はありません。
しかし、自宅のトタン屋根の場合、雨漏りが起きれば家財に水濡れが起こる可能性や、家の木材が濡れて腐敗を起こしてしまうなどさまざまなトラブルに見舞われることもあります。

DIYでの張替えが難しいと考えられる場合は無理をせず、プロに依頼するのがおすすめです。

ヤネラボではドローンを使って屋根調査を行っており、説明を含めても点

検時間は1時間ほどのため、忙しい方も合間に屋根の劣化状態を調べることができます。

一級建築士による建物診断、火災保険の申請サポート、弁護士による保険会社交渉も行っておりますので、手続きに不安がある方も安心です。
損害がなければ調査費はかかりませんので、屋根の劣化が気になる、屋根点検がしたいなど、屋根についてのお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

この記事をシェアする

おすすめコラム記事