コラム

2021.03.03

瓦屋根の雨漏り修理をDIYで行う方法と悪化させてしまうケース

  • DIY
瓦屋根の雨漏り修理をDIYで行う方法と悪化させてしまうケース

台風が去ったと思ったら雨漏りしている、瓦にヒビが入ってしまった、瓦がずれてしまった…家を守っている大切な屋根に異変を見つけたら、心配になりますよね。

雨漏りは単に生活が不便になってしまうだけでなく、家の木材を腐らせてしまうなど、さまざまなトラブルの元となるため、瓦屋根で雨漏りが生じている場合は早めの修理が大切です。

瓦屋根が雨漏りしてしまった場合のDIYによる修理のやり方が気になっているという方のために、この記事では修理の方法や注意点についてご紹介します。瓦屋根の雨漏り修理を自力で行おうとお考えの方はぜひ記事を参考にしてみてください。

瓦屋根の雨漏りを放置するとどうなる?

瓦屋根 雨漏り修理 diy

「雨漏りくらい、雨の日は不便だけど、放置しても大丈夫」そんなふうに雨漏りを放置してしまうと、徐々に雨漏りが悪化していき、大変なことになってしまうかもしれません。

雨漏りの中でももっとも多いのが、家に使用している木材が腐ってしまうというトラブルです。

瓦にできたズレの隙間やヒビ割れから雨水が入り込み、屋根に使用している木材にまで染み込みます。そして水分によって木材が腐敗してしまうのです。

雨漏りによる影響は屋根の骨子となっている部分にまで進行し、屋根全体が重みに耐えきれなくなり、歪んで、最終的には屋根が崩落してしまうケースもあります。

雨水が屋根だけでなく建物の木材まで浸透すれば、今度は同じことが建物でも起こります。家の木材が腐ってブヨブヨになると、家の耐震性も下がってしまいます。

そのほか、シロアリやカビによる健康被害を引き起こすこともあるなど、雨漏りは非常に恐ろしいトラブルのため、早めの修理が重要です。

瓦屋根のDIYは歩く時に注意

瓦屋根 雨漏り修理 diy

瓦屋根に限らず、屋根修理のDIYは屋根という高所での作業となるため、落下の危険があります。ヘルメットなどの安全対策をしっかり行い、少しでもリスクを減らして作業を行うことが大切です。

瓦屋根の雨漏り修理を行う際には屋根にのぼる必要がありますが、この時に注意したいのが瓦屋根の歩き方です。

一般的な瓦には「山」と呼ばれる盛り上がった部分と「谷」と呼ばれる中央部のくぼんだ部分があります。

瓦の山と谷の真ん中の部分は割れやすいポイントであるため、ここは踏まないように気をつけましょう。

瓦は谷の部分を「縦に踏む」のが割れにくい歩き方です。せっかく修理するのに自分で瓦を割ってしまっては修理箇所が増えることになってしまうため、慎重に作業を進めるようにしましょう。

瓦屋根の雨漏り修理の3つの方法

瓦屋根 雨漏り修理 diy

ここからは瓦屋根の雨漏り修理の方法をご紹介していきます。ただし、ここでご紹介する方法はあくまで応急処置です。

雨漏りの原因を特定するのは屋根修理業者でも難しいと言われているため、これからご紹介する方法を実践しても雨漏りを完全に直すことは難しいです。そのため、応急処置を行った後は、屋根を修理する専門家に相談してみるのがおすすめです。

もしかしたら、屋根の内部に水が残ったままになっているかもしれません。または、誤った修理によって水はけが悪くなり水が溜まりやすくなってしまっている可能性も考えられます。

DIYによって瓦屋根の雨漏りを悪化させてしまうことのないよう、注意しましょう。

防水テープを貼る

一番手軽に行えるのが、防水テープを使った瓦屋根の雨漏り修理です。防水テープはただ瓦に貼るだけで応急処置が行えるため、特別な工具がないという方でも気軽にできるDIYといえます。ホームセンターで1,000円ほどで販売されています。

ただし、見た目があまりよくないため、防水テープでの応急処置を行った後は早めに屋根修理業者に相談するようにしましょう。

貼るだけなので耐久性も低いです。再度貼り直しが必要になる前に施工を依頼するといいでしょう。

  1. 割れてしまった瓦屋根を一旦撤去する
  2. 防水テープを貼る部分と、瓦屋根の割れた面を拭いて水分を取って乾燥させる(湿っていると防水テープがしっかり貼り付かないため)
  3. 割れた瓦に防水テープを貼り、さらにテープをいくつか貼って補強する
  4. 野地板の状態を確認する。剥げや破損がある場合は、雨漏りの原因にならないように塞ぐ
  5. 元あった場所に瓦を戻す

どうしても防水テープが瓦の色と違って目立つのが気になるという場合はスプレーなどで塗装して目立たないようにするという工夫もできます。

新しい瓦に交換する

防水テープでは見た目の悪さが気になるという場合は、新しい瓦に交換するという方法もあります。

瓦は固定されていないため、持ち上げれば動きます。割れてしまった瓦を撤去して、新しいものに差し替えることで交換可能です。

ホームセンターに行けば瓦を入手することが可能ですが、自宅の瓦屋根の瓦とまったく同じものを手に入れるのは難しい場合もあります。

そんな時は、瓦屋さんに依頼することで同じ瓦が手に入る場合もあります。しかし、中にはすでに製造が行われていない瓦もあるなど、同じ瓦を手に入れるのが困難というケースも少なくありません。

パテを使用する

瓦がすでに廃盤で手に入らないという場合、パテを使って修理することも可能です。

パテを使った修理は手間がかかるものの、しっかり補修したいという方はパテで修理するようにしましょう。

ただし、パテを使った瓦屋根の修理は初心者には難しいこともあります。

  1. 割れてしまった瓦屋根を一旦撤去する
  2. 瓦屋根の割れた面を拭いてきれいにし、水分を乾燥させる
  3. 割れた面にパテを塗って、しっかりくっつける
  4. はみ出した部分を雑巾などで拭き取る
  5. 瓦の下地部分を掃除し、シートの剥げや野地板の破損を確認する。破損があれば雨漏り防止のために塞ぐ
  6. 鋼板で瓦の支えを作る。瓦より少し小さめの硬めのアルミニウム鋼板を用意し、瓦の形に沿って曲げる
  7. 瓦の下に鋼板を敷いて、元の場所に設置する

雨漏りを悪化させてしまう瓦屋根のDIY3パターン

瓦屋根 雨漏り修理 diy

瓦屋根の雨漏り修理のDIYを行う時は、雨漏りを悪化させてしまわないよう注意する必要があります。

ここからは、雨漏りを悪化させる瓦屋根DIYについてご紹介します。

隙間をすべて塞いでしまう

瓦屋根には隙間がありますが、この隙間をすべて塞いでしまうのは雨漏りを悪化させる原因となります。

瓦と瓦には隙間が空いているため「ここから雨が入ったのかもしれない」と思って塞いでしまう方もいらっしゃいます。

しかし、実はその隙間は雨漏りを防いでいる隙間です。隙間から雨が入り、それを排水するという構造になっているため、塞いでしまうと雨水の出口がなくなってしまい、雨漏りが悪化してしまいます。

瓦の軒先を塞いでしまう

瓦の軒先を塞いでしまうと、排水ができなくなってしまうため雨漏りが悪化してしまいます。

どうすれば雨漏りが止むのかと思って行ったDIYかもしれませんが、原因がわからずに困ってしまっている場合は闇雲にDIYをするよりも、屋根修理業者に調査を依頼するのがおすすめです。

セメントを使う

瓦屋根のDIYにセメントを使っている方もいらっしゃいますが、これは屋根修理業者が修理を行う際に、作業の妨げになってしまいます。

セメントが瓦に密着することで修理の際に外しにくくなり、そのうちに瓦を割ってしまうことになります。

修理にも手間がかかることになるため、その分修理費用がかさんでしまう可能性もあります。DIYを行う際はセメントは使用しないようにしましょう。

DIYの前に屋根点検をしてもらうのがおすすめ

瓦屋根 雨漏り修理 diy

瓦屋根の雨漏り修理をDIYで行う前に、屋根修理業者に依頼して屋根の状態を点検してもらうのがおすすめです。

雨漏りの原因がはっきりわかっていないと、DIYを行ったとしても雨漏りが直るかどうかわからないためです。雨漏りは家を腐らせてしまうこともあるトラブルなので、DIYも慎重に行うようにしましょう。

まとめ

瓦屋根の雨漏り修理についてご紹介いたしましたが参考になりましたでしょうか?高所作業となるのでDIYには危険も伴います。安全対策はしっかり行ったうえで作業しましょう。

雨漏りにお悩みでしたら、ドローンを使った屋根点検もおすすめです。ヤネラボでは人が屋根にのぼることなく点検できるドローン屋根点検を行っており、モニターを使ってお客様も一緒に屋根の状態を確かめていただくことが可能です。

瓦屋根の破損や雨漏りの原因が台風などの風災によるものだった場合、火災保険を使うことで0円で修理できるケースもあります。

ヤネラボでは屋根点検、図面作成、見積り、火災保険申請サポート、屋根修理までワンストップサービスをご提供しておりますので、気になった方はまずは一度お気軽にお問い合わせください。

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